
*本通信は、ブータンスタッフのチミさんが書いた日本語を
原文のまま掲載しています。どうぞ応援してください
(上の写真は、皇太子の命名式の時のものです。)
クズザンポラ~チミ・デカルです
2月21日は第5代国王の誕生日です
今回は王様の名前の意味とブータン人の名前について書かせていただきます
王様の名前はジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュクです。
ジグミ・ケサル・ナムゲル・ワンチュクと言う名前は
「ジグミ=恐れない」「ケサル=高貴」「ナムゲル=勝利」
「ワンチュク=力」を意味し、理想的な王の姿を表しています
ブータン王室は「ワンチュク(Wangchuck)」という姓を使っています。
また、王様の名前には、「ジグミ」や「ナムゲル」のように、
昔の王様と同じ名前が使われることがあります。
これは、伝統を大切にするためです
普通の人は姓ではなく名前にワンチュク使いますが、スペルが違います。
同じ音ですが、英語表記のちがいです。どちらもゾンカ語の同じ言葉から来ています。
「Wangchuck」はブータン王室で使われる正式な表記で、
「Wangchuk」(Cが一つ少ない)は一般的で簡単な表記です。
意味はどちらも「力や権威を持つ者」です

ブータン人の名前は、仏教や文化、心の考え方と深く関係しています。
多くの国とちがい、ブータンの人は家族の姓(名字)を使いません。
一人ひとりが一つ、または二つの名前を持ち、
その名前にはよい意味や祝福がこめられています
最近は三つの名前持ちの子供もいます
私の名前「チミ・デカル」のように、二つとも名前で、名字ではありません。
三つある名前は「ジャンベ・チョキ・ワンモ」と言った感じで、苗字はありません。
名前は、必ずお坊さんによってつけられ、生まれた日や占い、
仏教の教えや大切な心の意味をもとに選ばれます
多くのブータンの名前は、ゾンカ語やチベット語(古い仏教の言葉)から来ています。
「ソナム」は「良い行いで得られること」、「ペマ」は「れんげの花」という意味で、ブータンでよく使われる名前です。
私の名前の意味は、チミ=長生きする デカル=幸せを持ってくる、です。
まとめとして、ブータンの名前は、宗教的で意味があり、
家族の名前よりも祝福を大切にしています。
名前は、その人の人生を支える大切なものです
今日の言葉
Name(名前): Ming(みんぐ)

ゾンカ語で書いた私の名前です。

ブータンのパスポートにはこのように名前が書かれています。

4代目の王様ジグミ・シンゲ・ワンチュクです。