拙著小説『坊っちゃん』のモデルと言われた男が、発売から7ケ月経ちました。読者の方から60通ほど感想の手紙をいただき感謝するばかりです。中には、二松学舎大学Y教授、駒澤大学T講師、大東文化大学のM教授などの大学の先生からも明治期の教育が分かりやすく書かれているとお褒めの手紙をいただきました。

話は変わりますが、拙著が今年度の新潟県視覚障害者福祉協会の選定図書に選定されました。この協会は、県の指定を受けて視覚に障害がある人の自立、社会参加支援、地域社会との共生実現目指して支援を行う団体で、様々な視覚障害者への支援活動を行っている団体です。





選定された図書は点字翻訳、録音図書、テキストのいずれかに訳されます。今回拙著は全てに翻訳されるとのことでありがたい限りです。

今回の話を受けて、ありがたいという思いと共に考えさせられることがありました。今執筆している「沈黙する目」は自身が収集した美術品を紹介するもので、文章と写真でプレゼンテーションする内容です。つまり掲載する絵の写真が重要な役割を果たします。しかし視覚に障害がある人にとって掲載する写真は何の意味も成しません。人が受け取る情報の8割は視覚からと言われており、その8割が失われることが前提の本となるわけです。こんな前提で本作りを考えたことはありませんでした。色々な方が手に取られることを想定して、文章での表現力を磨くことが重要であることを改めて認識させられました。











視覚に障害のある方が、拙著を手に取って頂き、少しでも良かったと思って貰えるところがあれば、ありがたいと思うばかりです。読者の方から60通ほど感想の手紙をいただき感謝するばかりです。中には、二松学舎大学Y教授、駒澤大学T講師、大東文化大学のM教授などの大学の先生からも明治期の教育が分かりやすく書かれているとお褒めの手紙をいただきました。

話は変わりますが、拙著が今年度の新潟県視覚障害者福祉協会の選定図書に選定されました。この協会は、県の指定を受けて視覚に障害がある人の自立、社会参加支援、地域社会との共生実現目指して支援を行う団体で、様々な視覚障害者への支援活動を行っている団体です。

選定された図書は点字翻訳、録音図書、テキストのいずれかに訳されます。今回拙著は全てに翻訳されるとのことでありがたい限りです。

今回の話を受けて、ありがたいという思いと共に考えさせられることがありました。今執筆している「沈黙する目」は自身が収集した美術品を紹介するもので、文章と写真でプレゼンテーションする内容です。つまり掲載する絵の写真が重要な役割を果たします。しかし視覚に障害がある人にとって掲載する写真は何の意味も成しません。人が受け取る情報の8割は視覚からと言われており、その8割が失われることが前提の本となるわけです。こんな前提で本作りを考えたことはありませんでした。色々な方が手に取られることを想定して、文章での表現力を磨くことが重要であることを改めて認識させられました。

視覚に障害のある方が、拙著を手に取って頂き、少しでも良かったと思って貰えるところがあれば、ありがたいと思うばかりです。