東京Vの試合を対象にした“サッカーくじ”が設けられることが分かった。昨年12月にメーンスポンサー契約を結んだIT関連企業「サイバーエージェント」の藤田晋社長(31)が本紙の独占インタビューに応じ明らかにした。同社は3月に専用サイトを開設。東京V戦の勝敗、スコアなどを予想し、的中者にボーナスが支給される。スポーツ界では画期的な試みで、新たなIT企業の新規参入となった。
全く新しいサッカーくじが登場する。まずネット上で東京V戦のスコア、得点者などを予想。投票は1人1回、試合直前までOK。的中すればボーナスが手に入る。簡単かつ、画期的な仕組みだ。仕掛け人はIT関連企業サイバーエージェント。現時点のプランでは毎試合100万円程度の賞金や賞品を用意。東京Vが勝てば倍増され、賞金や賞品は的中者に分配するか、複数の的中者の中から抽選で選ばれた当選者に贈られる。
専用サイトは3月にオープン。ウェブ上のブログを通じ各選手のケガの状況、対戦相手との相性など事前情報が入手できる。藤田社長は「誰でも興味を持ちやすい。今、懸賞サイトの人気は凄いし、絶対におもしろい」と、自信を見せる。
東京Vと業務提携したのは昨年12月。親交あるプロ野球楽天、J1神戸オーナー三木谷社長、ライブドア堀江社長に刺激を受けた。同時に東京V戦を観戦した際、観衆の少なさにビジネスチャンスを感じた。懸賞はファン拡大の第1弾。「まず知名度を上げることが目的。神戸には負けてほしくないけど」と笑った。
サッカーくじ「toto」の売り上げは、04年最終戦で3億円台と低迷している。購入場所が少なく、当たりにくいのが原因だが、新しい懸賞なら、パソコンを開けばアクセス可能。ギャンブルでないため、誰でも応募しやすい。注目度が上がれば、選手のやる気も倍増する。