どこにするかをまだ考えているが、日程と料金が俺にとっての考慮要素だ。値段は某研究所が断トツに高く、某マインドが断トツに安い。某塾はその間といったところか。

 

こうして比較するとクオリティに比例するものと思いきや、某研究所は論点的中を狙うために論点を詰め込んでいるだけのような印象がある。某塾は考えさせる現場思考重視の問題といっても本試験の問題の内容にはどうやっても追いつけないんだから、結局はどの答練をチョイスしても合格点を取れるようにしておかなきゃならんということじゃないか。

某マインドは新司法試験対策に出遅れた分、業界のシェアを取り戻そうとあえて価格で勝負しているんだろう。中身を詳しくは知らないが、安かろう悪かろうという評判を聞いたことはない。所詮、どこも作問しているのは優秀とはいえ素人なんだから。

 

残る要素は日程だ。平日はほぼ無理だからいきおい土曜か日曜を選ぶことになるだろう。予備と違って司法試験はどの科目も結構な時間を要するから、一日潰れてしまう計算で考えなければならない。

通信でもいいかなとは思う反面、やっぱり通学で時間を第三者が管理する中で受ける環境は捨てがたいな。通信だからズルをするわけじゃないが、少しでも試験の雰囲気の中で集中して書く練習は必要だろう。

 

今日は昨日友人に開いてもらった残念会で痛飲して一日中コンディションが最悪だったが、明日には決めて答練を申し込みに行く。予備校に払う金があればいい服が買えて旨いものが食えるなんてことは考えてはいけない。全ては俺のふがいなさが招いたものだ。これを生きた金にするか否かは今後の行動次第だ。


残念会には見知らぬ男女が俺を含めて同数いたが、これをコンパと呼ぶかどうかはまあいいじゃないか。コンパしたって即不合格になると誰が決めたんだ?

現に、俺は昨年コンパや食事会の類を一切断ってストイックに精進したが、結果はこのざまだ。ストイックさが直ちに成功を約束するものではないことは今回の件でよくわかった。でも、ストイックに勉強をしないわけじゃない。合格のためにやるべきことを割り出して計画を立てたら自然とストイックな生活を送ることになるにすぎないんじゃないのか。

昨年の俺も含めてストイックにやったけど不合格になる人はその辺の順序が逆転しているんだろうな。ストイックさが先行したらそれはただのマゾヒストだぜ。そういう自分にどこか酔ってしまっているんだ。


反省すべき点は勉強面だけでなく多々あるということだ。