心の病をもっている人。
接してきて、思うことは、「原因がきちんとある」ということ。
ない。
と思っても、あるのだ。
先天的なものであっても、後天的なものであっても、
原因はない。
と思っても、あるのだ。
人間のメカニズムはよくできているなあと思う。
原因と結果は、きちんと歯車が噛み合って、起こっているのだと感じる。
結果の歯車を、動かしながら、
どういうかみ合わせで、原因の歯車が動いているのか、遡ってみるのが大切だ。
体調が整わない。
なぜ体調が整わないのか。
体調が調えば、言い訳ができなくなるから。
なぜ言い訳がしたいのか。
自信がないから。
なぜ自信がないのか。
子供の頃の満たされない思い。
できる自分じゃないと愛されないとの思い。
子供の頃の満たされない思いはどうしたら、満たされるのか。
できる自分じゃないと愛されないとの思いはどうしたら、満たされるのか。
「無条件の愛」がキーポイントだ。
すべてを認め、すべてを愛する。
なかなか、これができないこともあるだろう。
どうしたら、これができるのか。
自分を愛することだ。
自分がいかに尊い人間か、知ることだ。
それには、協力者が必要。かもしれない。
おれは、障害者であり、健常者であり、協力者だ。
自分を愛し、他人を愛するのだ。
もちろん愛の形は、無条件の愛だ。
あなたが生きていることが愛しく、
あなたといる今が愛しく、
あなたと考える未来が愛しく、
そう思えば、あなたがいなかった過去も愛しく感じる。
自分を大切に大切にすること。
これにつきる。
甘えじゃないの?
馬鹿言ってんじゃない。
甘えでいいんです。
いくら甘えたって、足りることはないほど、愛情に満たされていい。
受け入れられていい、認められていい。
周囲の目が消える。
自分とあなたの二人の世界で愛を満たせばいい。
心の病をもっている人。
接してきて、思うことは、「原因がきちんとある」ということ。
その多くは、無条件の愛に飢えている。それだけだ。