買い物リストに書いたのに、
なぜか買い忘れる“はちみつ事件”。
こういうの、たまにあるでしょ、皆さんも。
朝、レモンを見ながら思った。
「今日は、はちみつレモンを作ろう」
なんか健康的だし、喉にも良さそうだし、
“ちゃんとした人”っぽい気分になれる。www
その勢いで、買い物メモの一番上に書いた。
「はちみつ」
これは今日の主役。
レモンは脇役。
はちみつレモンの
“はちみつ”がないと成立しない。
つまり私は、
はちみつを買うために
スーパーへ向かったと言ってもいい。
スーパーに着くと、
私はいつもの“効率ルート”に入った。
野菜 →果物 →肉 → 乳製品→ 卵→ たまに寄り道してお菓子。WWW
この動線はもう、体が覚えている。
今日も順調に買い物を進めた。
野菜を入れ、果物、肉、 チーズ、卵を入れ、
なぜか予定にないポップコーンも入れた。
(これはもう、スーパーの魔力だから仕方ない)
ただひとつだけ、
入れていないものがあった。
はちみつ。
でもその時の私は、
まったく気づいていない。
むしろ「今日の買い物、完璧では?」
くらいの気持ちでレジへ向かった。
そして、事件は起きた。
レジで支払いをしている、
まさにその瞬間。
電子決済しようとした時、脳が急にささやいた。
「……はちみつは?」
いや、今それ言う?
もっと早く言えるタイミングあったよね?
はちみつ売り場の前とか、
レモンを手に取った瞬間とか、
なんなら家を出る前でもよかった。
なのに脳は、“もう戻れない瞬間”を選んでくる。
なんでそんなドラマチックな演出するの。
私は一瞬、
レジの横にある“戻るには遠すぎる距離”を見つめた。
そして悟った。
「……今日は健康じゃない日なんだな」
家に帰ってレモンを見たら、
レモンが言った気がした。
「いや、はちみつと一緒に働く予定だったんだけど?」
ごめん。
次こそは絶対に買う。(たぶんWWW)


