生米ベーグルが膨らまない理由を実体験から徹底解説。
水分比率と粉砕の仕組みを知ってみよう!
ずっと挑戦してみたかった
「生米から作るベーグル」。
米粉ではなく、
生のお米を浸水させて
ブレンダーで粉砕して作るレシピです。
Rice Flourってこっちでも売ってるから、
それでいいんじゃない?
と思っていたから、
Bob's Red MillのRice Flourで
過去に蒸しパン作った事あるんだけど、
全然違う仕上がりに超びっくり。
美味しくなかったし。
で、どういうプロセスで
パン用米粉って作ってるんだろうか?
って思ってた。
とにかくBob's Red MillのRice Flourでは
パン系のレシピには応用できない。
SNSではつるんと膨らんだベーグルが
たくさん紹介されていて、
「これなら私にもできるはず」
と思って挑戦してみた。
……が、結果は 膨らまず......。
味も食感も良かったけどね。
一気食いしたしwww
でも、見た目は..........
悔しいので、調べてやった!!!!
原因を分析してみると、
「生米ベーグルで失敗しやすいポイント」があった。
これから挑戦したい方の参考になればと、
今回の失敗と学びをまとめておきます。
1. 家庭用ブレンダーでは粒度が足りなかった
浸水したお米を
イマージョンブレンダー付属の
チョッパーで粉砕したのですが、
どうしても ざらざら感が残る 仕上がりに。
生米パンのレシピ動画では
「なめらかに」と簡単に言うけれど、
実際には
氷が砕けるレベルのパワーブレンダー が
使用されてるかもね。
ってか私のが、
パワー不足だったって話かもだけど。www
私が参考にしたレシピの方は、
普通に売ってる象印の物って書いてあった。
粒が粗いと:
-
水を吸いにくい
-
生地が固くなる
-
発酵してもガスを保持できない
-
結果として膨らまない
という流れになります。
2. 水分が少なかった(=粉砕が粗くなる)
ここが今回の大きな学びでした。
生米ベーグルは「水分多め」と
よく言われますが、
実際には 米:水=1:1.2〜1.4 が
理想的な比率のよう。
なぜ水が多いと粉砕が細かくなるのか?
これは単なる“潤滑”の話ではなく、
米とブレンダーの物理的な性質が関係しています。
✔ 水が“衝撃を伝える媒体”になる
水が米粒の隙間に入り込むことで、
刃の衝撃が均等に伝わり、米が効率よく砕けます。
✔ 米が“流動”して刃に当たる回数が増える
水が少ないと米が固まり、
刃に当たるのは一部だけ。
水が多いと米が自由に動き、
どの粒も刃に当たりやすくなります。
✔ 摩擦熱が逃げて“糊化”を防ぐ
水が少ない状態で長く回すと、
摩擦熱で米が部分的に糊化し、
粘りが出てダマになり、
さらに砕けにくくなります。
水が多いと熱が逃げやすく、
均一に砕けます。
✔ 粒が均一に砕ける
水がクッションになり、
粒の大きな破片が残りにくくなります。
つまり、水は
「衝撃伝達」「流動性」「冷却」「均一化」
という4つの役割を果たしてくれるんです。
3. 茹で時間が長すぎた(合計2分)
小麦ベーグルなら
1分茹でても問題ありませんが、
米粉生地は熱で一気に固まるため、
長く茹でるとオーブンで膨らむ余地がなくなります。
米粉ベーグルの場合は 30秒以内で十分。
ここは大きな改善ポイントでした。
🥯 生米ベーグルを成功させるためのポイント
✔ 浸水は6〜12時間
米が柔らかいほど粉砕しやすい。
一晩浸水させとくのもいい。
✔ 水分比率は「米:水=1:1.2〜1.4」
ブレンダーが弱い場合は1:1.4が安全。
✔ 粉砕は少量ずつ
一度に大量に入れると粒が残りやすい。
✔ 茹で時間は30秒以内
米粉生地は熱で固まりやすい。
✔ 可能なら100メッシュのふるいで粒度を揃える
粗い粒を取り除くと、食感がぐっと良くなる。
*ここまでしたいかな~。
多分やらない、私は。www
アメリカ在住の方へ:米粉事情について
私はアメリカ西海岸在住なので、
日本のように
「製パン用米粉(ミズホチカラなど)」が
簡単には手に入りません。
-
Amazon US → 在庫が不安定
*現在Unavailable -
日系スーパー → 送料が高い
-
業務用米粉 → 個人では買いにくい
*パレット売りだった。
という状況なので、
生米から作るのは
むしろ合理的な選択だと思っています。
今回のベーグルは
残念ながら成功とは言えませんでした~。
生米ベーグルは、
「米粉が手に入りにくい環境でも作れる」
「お米の風味がしっかり残る」
という魅力があります。
今回の改善点を踏まえて、
もっとふっくらした
生米ベーグルに挑戦してみようかな、と。
同じように挑戦する方の参考になれば嬉しいです。





