投資詐欺撲滅のために戦う | 弁護士&弁護士事務所ビジネスコンサルタントのブログ

投資詐欺撲滅のために戦う

投資詐欺は、古今東西、いつの時代にも起こる。

投資詐欺の被害者は一向に無くならない。

詐欺を働く人間は、詐欺を働くような人物であるから、正常な感覚は持ち合わせていない。

そして、詐欺被害が明るみに出ると、真の首謀者(最も利益を得た人間)は逃亡を図る。

また、このような投資詐欺会社の、顧問弁護士の責任も極めて重い。

毎月〇〇〇万円もの顧問弁護士料をもらいながら、その会社の業務の実態については知りませんでした、などという言い訳は絶対に通用しない。いや通用させてはいけない。高額の顧問弁護士料は、詐欺で騙して獲得したお金から支払われたものである。


私自身、以前、90年~150年もの歴史を有するような日米のトップの投資銀行/証券会社で10年以上働かせていただいていた。世界の本物の投資銀行業務を見て来た。毎年5~10%のリターンを実現するだけでもどれだけ血のにじむような努力の結果か。しかも、毎年実現するなどほぼ不可能である。

それを、毎月2~4%(年間24~48%)確実に儲かりまっせ、ほら、過去の実績もこんな感じでしたよ、などと虚偽の事実を告げ、甘い言葉をささやいて、いとも簡単にお金を集める。

そして、巧妙な手口・ルートを使って、最終的に自らの私財として溜め込んだり、遊興費などに費消しているのである。

絶対に許される行為ではない。

まともな投資の経験があれば、そんな甘い話があり得るはずが無いと見抜くことが出来る。

言い寄って来た会社/人物が投資詐欺会社であることを瞬時に見分けられる。

しかし、多くの一般投資家、資産家の方々は簡単にだまされてしまうのである。

人を騙して、楽して、金儲けしているような輩は絶対に許さない。

そういう強い気持ちを持ってこの仕事をしていきたい。

詐欺集団も、詐欺集団をサポートする集団も、詐欺集団を見て見ぬ振りする人達も絶対に許してはいけない。

悪の本性・実態を暴かなくてはいけない。

それが少しでも被害者の減少、被害者の被害回復に資するなら素晴らしいことである。