第13則 下請け会社の社長が泣きついて来た

 

あなたの顧問会社の社長が、あなたに「仲間の会社が親会社から下請け代金がもらえないからといっている。相談に乗ってやってほしい」と言ってきた。

その下請け会社のS社長がやって来て、事情を聴いた。あなたは事情を聴いたうえで、親会社が下請け代金を支払わないのは、けしからん、と思ったので内容証明郵便にて、金○○円の請負代金を請求する旨の督促をした。そうすると親会社から、「もう十分支払ってある。こちらから損害金を請求したいくらいだ」という回答が来た。その回答に納得できない依頼者のS社長は、あなたに会社に行って事情を聴いてくれと言う。

 

①あなたはどうしますか?

②どんな法律が本件解決に必要とされるものでしょうか?

③ところであなたは、何時、弁護士報酬をいくらと決め請求しますか?

                                     以上