参議院議員選挙、イギリスのEU離脱をめぐる国民投票、とつい先頃の舛添都知事の辞任騒動は何だったのか?

その時でてきたのが、東京地検・特捜部の検事だった「ヤメ検」弁護士だ。
下手な時代劇を見ているようだった。

ヤメ検という言葉が市民権を得て、新聞の紙面を飾っているようだが、「ヤメ検」というのは、以前蔑称だったのではないか?それがいつの間にか「正義の見方」を現わす「紋どころ」になっているのではないか。昔、悪い奴を捕まえて「お裁き」にかけたのが「お奉行様」だ。

マムシの善三さんが、悪をやっつけるお奉行様、と思いきや、マスコミからさんざん批判された。マスコミ人もせっかくの記者会見においても元検事の弁護士を追求しきれない。

やはりこれでわかったのは、有名人が元検事の弁護士を依頼する理由だ。

悪い奴を捕まえて、訴追するのが検事の役目だから、彼は、元知事を弁護などしない(!?)

マスコミや世間の人達に対して、「違法ではない」という理屈を使って「違法でないものは違法でない、なぜ違法なのだ?」と攻撃するのだ。