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法学専攻では夏期集中講義2として「応用刑事法」(2単位)を開講します。
受講を希望する学生は下記の方法で受講登録して下さい。
なお、平成30年度9月の卒業予定者は受講登録できません

開講日時

平成30年8月16日(木)4・5限
17日(金)2・3・4・5限
18日(土)2・3・4・5限
20日(月)2・3・4・5限
21日(火)2・3限(3限は試験です)

教室

新111

講師

吉弘光男(久留米大学法学部教授)

講義の趣旨

 日本の刑事手続の問題点を、誤判という観点から検討することを目的とします。周知のとおり、免田事件、松山事件、財田川事件そして島田事件という死刑が確定した事件について、再審が開始され、最終的に無罪判決が下されました。いわゆる死刑台からの生還です。これ以外にも、再審無罪事件は存在していますし、再審請求がなされている事件も存在しています。また、通常手続の間で無罪判決が下され、それが確定した事件もあります。このような事件を概観・検討することで、日本の刑事手続が抱えている問題点を明らかにすることが本講義の目的です。
 その目的を達するために、まず、刑事手続の流れを概観・確認し、その後具体的な事件を検討していきたいと思います。その作業を通して、刑事手続の基礎を固めるとともに、いわゆる「冤罪」の原因を考究したいと思います。なお、刑事手続の概要の確認の際には、視聴覚教材を用いることも予定しています。

受講登録の方法

メール送信先:ymorikawアットll.u-ryukyu.ac.jp(片仮名部分を通常のアットマークに変換して送信のこと)
送信メールの表題:「応用刑事法の受講登録」
送信メールの内容:1学籍番号、2登録者氏名・フリガナ、3学年、4所属専攻
登録締切:8月8日(水)午後5時