
法学専攻・法学プログラムでは下記の通り、夏期集中講義として法社会学を開講します。
受講を希望する学生はここに記載された方法により登録を行って下さい。
なお、平成30年9月末を以て卒業予定の者は受講登録できませんので注意して下さい(聴講は自由です)。
開講科目
法社会学講義
(1年次在籍者:人文社会学部・法学特殊講義A)
(2年次以上在籍者:法文学部・法学特殊講義XXIV)
開講時期及び場所
平成30年8月8日(水)~10日(金)、13日(月)~14日(火)各日2限~4限(最終日は5限まで)
法文学部講義棟202教室
講師
尾崎一郎
北海道大学大学院法学研究科教授
講義の趣旨
法社会学とは、法律学固有の思考様式をいったん離れ、社会学をはじめとする隣接諸学の理論や方法を援用しながら法に関わる諸事象について省察する、相対的に自由な、そして新しい、学問です。本授業では、法の社会学的理論、法文化論、紛争処理制度論、法曹制度、ジェンダーと法、都市と法など、法社会学のいくつかの分野の議論を講義形式で概観します。法社会学的考察を通じて、私たちの社会において法という規範制度が存在することの意味や機能についての理解を深めます。これは、法律学を学ぶ者がなぜあえて法社会学なる学問に触れることが望ましいかという、科目の存在理由に深く関わっています。
受講登録の方法
登録方法
以下のリンクから受講申請票(Excelファイル)をダウンロードし、必要事項を記入の上、受入担当教官・戸谷義治准教授宛にメールにて送信すること。また、登録に先立ち、シラバスを確認のこと。
なお、今年度からの学部組織改編に伴い、学年によって登録に使用すべきファイルが異なるので注意してください。
※科目名以外は同一内容です。
メールの表題
法社会学受講登録(メールの見落としを防ぐため、メールの表題は必ず上記のとおりに記入すること)
登録票送付先アドレス
ytoyaアットll.u-ryukyu.ac.jp(片仮名部分を通常のアットマークに変換して送信のこと)登録締切
平成30年8月1日(水)午後5時
その他
受講登録票を受け取った後、2日以内(土曜日・日曜日・祝日を除く)に返信します。返信がない場合には、システムの不具合等によって、適正に登録が行われていない可能性があるため、受講申請票を再送して下さい。
なお、所属学年に応じた適切なファイルを使用していない場合や、メールの表題が上記の指定のものに合致しない場合には登録が受け付けられませんので注意してください。
原則として一度受講申請を受理したら、取消しは受け付けません。
他の講義、その他の予定と重複がないか十分に確認した上で登録してください。
講師について
尾崎一郎(おざきいちろう)
北海道大学大学院法学研究科教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。
東京大学大学院法学政治学研究科助手、北海道大学法学部助教授を経て、平成18年より現職。
専門は法社会学。
最近の主な業績として、「「ネットワーク社会」における「都市コモンズ」について」(吉田克己=角松生史編『都市空間のガバナンスと法』(信山社)2016年)、「自然法則与法的正義‐論法学的生物科学化‐(浙大法律評論 (3)2016年)、「司法への市民参加と文化ギャップーベルギーと台湾の調査からの問い-」(広渡清吾先生古稀記念論文集『民主主義法学と研究者の使命』(日本評論社)2015年、Law, Culture and Society in modernizing Japan(Dimitri Vanoverbeke, Jeroen Maesschalck, David Nelken & Stephan Parmentier (eds.), The Changing Role of Law in Japan: Empirical Studies in Culture, Society, and Policy Making, Edward Elgar・2014年)、「トイブナーの社会理論と法律学」(瀬川信久編『システム複合時代の法』(信山社)2012年)、「日本における法文化の変容と法のクレオール」(長谷川晃編『法のクレオール序説ー異法融合の秩序学ー』(北海道大学出版会)2012年)など。
北海道大学大学院法学研究科教授
東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。
東京大学大学院法学政治学研究科助手、北海道大学法学部助教授を経て、平成18年より現職。
専門は法社会学。
最近の主な業績として、「「ネットワーク社会」における「都市コモンズ」について」(吉田克己=角松生史編『都市空間のガバナンスと法』(信山社)2016年)、「自然法則与法的正義‐論法学的生物科学化‐(浙大法律評論 (3)2016年)、「司法への市民参加と文化ギャップーベルギーと台湾の調査からの問い-」(広渡清吾先生古稀記念論文集『民主主義法学と研究者の使命』(日本評論社)2015年、Law, Culture and Society in modernizing Japan(Dimitri Vanoverbeke, Jeroen Maesschalck, David Nelken & Stephan Parmentier (eds.), The Changing Role of Law in Japan: Empirical Studies in Culture, Society, and Policy Making, Edward Elgar・2014年)、「トイブナーの社会理論と法律学」(瀬川信久編『システム複合時代の法』(信山社)2012年)、「日本における法文化の変容と法のクレオール」(長谷川晃編『法のクレオール序説ー異法融合の秩序学ー』(北海道大学出版会)2012年)など。