春期集中講義・アメリカ法講義を開講しました

法学専攻では、去る２月１６日から２０日にかけて春期集中講義・アメリカ法を開講しました。
講義は、会沢恒・北海道大学大学院法学研究科教授を招聘して実施されました。

講義では、日本とは異なる連邦制度を前提としたアメリカ法の概要から、憲法や民法等の基本的法分野や訴訟制度について解説がなされました。
なお、本講義は本専攻が実施しているハワイ英米法研修の事前研修の一部とも合同して行われました。

講義の概要
１．イントロダクション
２．不法行為と民事司法・陪審：マクドナルドのコーヒー
３．不法行為法のダイナミックな展開と法源論・連邦制
４．裁判官と政治
５．民事司法のダイナミクスと反動：クラスアクションと仲裁
６．連邦制と立法権：　オバマ健康保険改革法
７．連邦制と司法による人権保障(1)歴史的な例：人種間関係
８．連邦制と司法による人権保障(2)直近の例：同性婚
９．復習も兼ねたビデオ視聴

講義の様子