改めて自己紹介④~経験濃度の高いイタリア暮らし | イタリア式美人の作り方~セクシーに情熱的に生きる

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皆さまこんばんは!

まだまだ風が冷たいですね。

暖かいコートはまだまだ必要な感じです。

 

 

しかし改めて自己紹介っていうと

結構長いもんです。

もはや半世紀ほど生きているので、

過去を振り返ると色々あるものです。

 

 

ただでさえそうなのに

海外に行って暮らすとまた

妙に時間が濃いんですよね。

経験の濃度が濃いというかね。

 

 

というわけで続きです。

 

イタリアに行く前に会社を辞めるわけですが、

当時はまだ今ほど転職が多くない時代で

辞める時にはそれなりに迷った。

 

一人暮らしの部屋に正座して

頭の中で会社を辞めてイタリアに行って

帰国した時のことを想像する毎日。

 

仕事がないんだろうか。

ホームレスになったらどうしよう。

とかね。

 

 

そんな時は

パウロ・コエーリョの

「アルケミスト」や

「ピエトラ川のほとりでわたしは泣いた」

に随分と励まされた。

 

 

わたしは好きなように生きたことがなかった。

 

 

そう心から思って、

一度くらい好きなことをして生きたい!

と強く願った。

 

 

あとは、

「イタリアに行かないままこの会社にいたら絶対後悔する」

という確信はあったから

意を決して会社を辞めて、

東京の暮らしを引き払い、

 

 

念願のイタリア生活!

 

 

はじめは手っ取り早く語学留学でビザを取得した。

イタリアの語学学校とコンタクトを取り、

送金して書類をそろえて大使館に行って

ビザを取るわけだが、

こういう手続きはやっぱり疲れた。

 

はじめはフィレンツェに住むことにした。

ローマは広すぎる気がして。

まずはなんとなくフィレンツェの方が

歩きで色々な場所に行けるし

こじんまりして街も綺麗だし、

なんて思って。

 

 

 

とにかくフィレンツェもローマも

わたしと相性が良いんだから!と

どちらでも良かったんだけれど。

 

 

 

結局はローマの方が好きだったから

はじめからローマにすれば

良かったのかというと、

フィレンツェにも住めて良かったと

純粋に思っている。

 

 

 

何でローマの方が良かったか。

それは純粋に

ローマ人の方が面白かったから!

より明るくて親しみやすいのは

ローマの人かな、

あくまでもわたし的にはだけど。

 

 

 

ちなみにイタリアに住んでいたというと

「イタリア語を勉強していったの?」

とよく聞かれる。

 

 

わたしはNHKのラジオ講座でしか

勉強していかなかったよ!

しかも勤め先の昼休みに

ラジオも再生出来て、

しかも職場にテキストまであったから

ほとんど投資ゼロで

ある程度の文法は暗記して

少し話せるかなというレベルで

イタリアに行った。

 

 

どうせ現地に行って

覚えることの方が多いだろうからと

それまで3回イタリアを旅行して

感じていたから、

ラジオ講座以上のことはしなかったな。

結果的にはラジオ講座で十分だった。

 

 

 

こうしてフィレンツェで

念願のイタリア生活が始まった。

 

 

語学学校には日本人も何人かいて、

退職した気のいいおじさんとか、

オペラを学んでいる歌い手さんとか、

わたしのように仕事を辞めて

語学留学という人もいた。

 

 

学校は色々な国の生徒がいて、

ブラジル人とかアメリカ人とかが

多かったかな。

 

 

とにかく外国に暮らすって

慣れるまではものすごい情報量を

消化しなくてはなので、

本当に疲れた。

 

 

何を言っているかを

直感を使って想像しなくては

聞き取れないし、

 

 

街を覚えるのも、

バールのメニュー読むのも、

レストランで頼むのも、

全てが慣れないことなので

ものすごく疲れた。

 

 

それでもやっぱり何でも物珍しく、

美味しいお菓子屋を色々調べては

行ってみたり、

良さそうな服屋を見付けては

友達と入ってみたり。

 

 

あるお店の女性オーナーからは

「あなたはもっと女性らしい服が似合うわよ」と言われ、

このイタリア留学のために思いっきりシンプルに

ジーンズとTシャツばかりだったのを

スカートも履いてみようかなとか

色々とチャレンジするようになった。

 

 

何といってもこの時は

髪も伸ばしたこともなかったし

ミニスカートも恥ずかしくて

よほど覚悟しないと履かないような頃だったから

今とは全然違う外見だったんだよね、わたしは。

 

 

 

日本ではヨージとかギャルソンとかを

着ていたけれど、パリならともかく

保守的なイタリアではあんまり合わないかなと

シンプルな服ばかりを選んで持って行っていたから

逆に色々な服に挑戦しやすかった。

 

 

 

3か月も経つと何とか言葉には

不自由しなくなってきたし、

そろそろイタリア人の彼でも欲しいと正直思った!笑

 

 

 

やっぱり普通にナンパってあるから

わたしでも声を掛けられるんだと

意外な驚き。

日本ではナンパされたこともないし、

はじめは嬉しかったけど、笑

やっぱり好みってありますからね。

好みでない人から声を掛けられてもね~。

 

 

 

イタリアでのクリスマス、新年を経て

夏のバカンスと一通り過ごしてみて、

わたしは夏が一番楽しかったかも!

 

何といっても海に行く楽しみを

知ったのが大きかった。

 

 

わたしは埼玉県出身で海なし県だし、

親も海に興味がなかったから

まともに海水浴に行ったことがなく、

 

しかも高校は水泳部で3年間で

夏中プールで泳ぎ、

もう一生分の紫外線は浴びた、

だからもう海には行かなくていいや。

そんな気分だったけれど、

 

 

夏に向けてイタリア人たちが日焼けし始め、

わたしも当時仲が良かった女友達に

彼と海に行っているから

バカンス先に遊びに来るようにと

誘われて

 

試しに行ってみると

ビキニで1日中海辺で寝ころぶのが

本当にリラックスできて楽しくって!

 

 

 

しかもわたしの地黒肌が

ここではすぐに日焼けするから

イタリア人から日焼けを褒められるという

 

ものすごい美意識の反転を体験した。

 

 

ところ変わると

黒いことが良いことになるのか!

本当に新鮮な驚きだった。

 

 

実際バカンスを過ぎて

日焼けしたイタリア人を見ると、

明らかに服がおしゃれに見える。

すごく洗練されて素敵に見えるのね。

そして悟った。

日焼け肌をイタリア人が好むわけが。

 

 

日焼けがおしゃれの一部だと

身をもって理解した。

以降はわたしも絶対に

日焼け肌にならないと気が済まない。笑

 

 

そんな楽しい夏を経て

帰国の日が近づいた。

 

 

当初は1年のつもりだったから、

学校も1年の申し込み。

延長もできるというけれど、

ひとまずは帰ることにした。

 

 

でも、絶対に戻ってこようと思っていた。

次は絶対にローマだ。

 

ローマに2週間ほど滞在して

やっぱりローマがいい!と思う

楽しい出会いがたくさんあったから。

 

(実はフィレンツェは思った以上に小さくて

飽きてしまったのよね。)

 

なんせ1年では言葉もまだまだなレベルだし、

次は働いて一般のイタリア人のように

暮らしてみたいな、なんて

うっすら思いながら、

 

 

絶対にまた戻ってこようと

フィレンツェを後にした。

 

 

 

というわけで今回は

はじめのイタリア移住について

書きました。

この後日本では

思ってもみないトラブルがあり、

本当に大変な日々を過ごした。。

 

 

それについてはまた次回で!

 

 

ではでは、

良い土曜の晩を!

Buona serata!