大きな子宮筋腫があること、仕事が落ち着いたら手術して1ヶ月くらい休もうと思うこと、これらを私が報告および相談したのは母である。

 

自らも子宮筋腫と子宮および片側の卵巣を摘出した母。手術するとなればこの人の援助は欠かせない。当然、経験者として適切なアドバイスが与えられるはずだった。

 

ところが、母は「切らない方がいい。」というのだ。

 

なぜ?なぜ?

 

当然私は尋ねた。

 

「切らなくていいなら切らない方がいい。」

 

彼女はそう繰り返すのみ。どうやら理性ではなく感性で答えているようだ。納得できる説明は得られないが、母であり、子宮筋腫経験者であるこの人の同意を得られないなら、やめておいた方がいいのかもしれない。

 

切る気満々だった私は突然「切らない派」に変身。ここから3ヶ月ごとに経過観察に通院する日々が始まったのである。

 

先生はその申し出を受け入れて下さり、「ただし10cmを超えたら手術を考えて下さいね。」と釘をさされた。

 

子宮筋腫は良性の腫瘍であるが、だんだん変質してすごく痛くなったり、大きくなると他の臓器に影響し、例えば水腎症になったりするとのことであった。その時点で私にはこれといった症状がなく、あるのは過多月経とそれに起因する貧血のみであった。生理痛もほとんどない。

 

元来真面目な私はほぼ3ヶ月ごとに経過観察を欠かすことはなかった。またそれと同時に子宮筋腫に良いとされる様々なことを試みるのであった。