私の審美眼を培ったもの | Pourriture noble


宝塚歌劇団の現役俳優が、マンションから身を投げたとの報道があってから。
先日ようやく、会見を行いましたね。
(それも要請を受けて)

第三者委員会を設けろ。
全組子に聞き取りをしろ。
(これは、宙組発足当時からの全OGにも聞き取りするべき。何なら、他組も)
これはもう当たり前で。
公表はせんでもええけ。
何がどーなって、ここまで宝塚歌劇団が腐ったんかを劇団は把握しなくてはならない。

組子の誰が、どんな罵詈雑言を浴びせていたかを把握出来たとしたら。
厳しく指導して欲しい。
そして、退団を勧告して欲しい。
(亡くなった宙組生は、罵倒されている音声を録音はしていなかったのかな。一回でもいいから録音していたら良いなと思う)

そして、二度と。
96期生のような事件も。
今回の宙組生のような事も。
絶対に二度と起こらないように、十分な再発防止対策を構築すると。
我々ファンに誓って欲しい。

それまでは、生徒達に愛だの夢だのを語り歌わせるような立場ではないと思し召して欲しい。

トラブルは起こる。
まだまだ若いお嬢さんばかりが集まっている集団なんだ。
そのトラブルが起こった時に、運営がどう機能してくれるのか。

隠蔽·知らん顔·なかった事にだけはしないでくれ。

そして。
宝塚音楽学校では、芝居·歌·ダンスの授業をめいっぱい組み込んでるように。
このような事も、並行して学ばせて欲しい。


 (勝手にリンクしちゃった💦大丈夫かな💦)



そんで。

会見で。

『ご遺族の意向で、生徒の名前は公表しない』

とか言ったな?

それ嘘やろ?

ご遺族がそんな事を本当に言うのか?


『言った』としたら『言わせた』んやろ。

なんか上手いこと言うて。


親はな。

子の為なら修羅にだってなんだよ。

その大切な大切な子を失った。

亡くしてしまったんだよ。


失うものなんてない。

守らなくてはならないものもない。

(双子の妹が未だ同じ世界に居るので、彼女は守らなくてはならないけど)


恐らくで言ってしまって申し訳ないけど。

ご遺族は、亡くしてしまったお嬢さんの事を忘れられてしまうのが一番悲しいんだと思う。


煌びやかで華やかな世界で、人前で歌い踊るお仕事をしていたようなお嬢さんなんだもん。

その彼女の美しい姿をいつまでも覚えていて欲しいって思っているんじゃないかって思う。


なのに。

名前すら知らされず。

現時点では、憶測だけが行き交っている。


それで良いって。

どこの親がそんな事思うよ。


名前を公表した事で、例え何かあったとしても。

既にとんでもない『何か』は起こってるんだよ。


親ならね、亡くしてしまった子の為なら何者とだって戦うよ。



そんでもう私。

愕然としたんだけど。

宙組生が亡くなった翌日に開催された『宝塚舞踊会』。

てか中止にせぇよって思ったほどだったのに。

これに、宙組生の双子の妹が出演してたんだけど。


ねぇもうほんとに‥。

頭おかしいの?

鬼なの?


言わないと思うけど、彼女が『出ます』って言ったの?

言っても出すなよ。

『忌引』って知らないの?

芸の世界には無いの?

そんなことあるか!?


『タカラヅカニュース』で一瞬だけ写った彼女を見て。

悲しくて悲しくて。

テレビの前で怒りに震えながら泣いたよ。


ずっと見る気になれなくて、久しぶりに見たSKY STAGEがこれだよ。


彼女はご遺族じゃないのか?

じゃあ誰がマンションから身を投げたんだよ?


憶測で指摘されている宙組生は、今でもホームページの生徒一覧に掲載されているけど。

あれを見て何とも思わんの?


私には、彼女が歯を剥き出しにして威嚇しているように見えるよ。

『コテが云々』って文春の記事が出た時も拝見しましたが、その時はそんな風に思わなかったけど。

今見ると、顔貌が変わっているよ。



私は約30年、宝塚歌劇を観て生きてきました。

途中、離れた時期もありましたが。


私が描く絵も漫画も。

そんなつもりなくても、宝塚感が出てしまう。

(未だに自分でも良く分からないけど、誰からもそう言われるので、そうなんだろうと認識してます)


気分よく思わず歌い出してしまう曲は、宝塚歌劇で聞いた曲ばかり。


私が可愛い·美しい·綺麗と思う物·事の中心には、必ず宝塚があった。

私の審美眼は、宝塚で培われました。


流行に乗ってなくても、この感覚には間違いはないと。

それだけは、自信を持っていたのに。


その感覚を培った宝塚歌劇に、審美眼そのものを全否定されたような気持ちで居ます。



私もここAmebaで。

人様を傷付けてしまった事がありました。

『どの口が言ってんだよ』

と言われてしまうような記事で申し訳ありません。


そんな自分である事も忘れずに。

自分がしてしまった事も忘れずに、この宝塚歌劇団の問題について、記事にさせて頂きました。


不快に思われた方がいらっしゃいましたら、申し訳ございません。