オペラ座の怪人 ④ | Pourriture noble


緊急事態宣言発出されてからの観劇だったので。
劇団四季さんでは、観客は50%の収容人数としているようでした。
なので、私は単純に1席ずつ間隔を空けているのだと思っていたのですが。

ところどころ3列くらい空けていたり。
端っこの席だけ何席か空けていたり。
(最前列は、問答無用で3列空けてました)

で。
使う席は間隔ギュウギュウに詰めていて。
なんか不思議な客席の使い方をしていました。
(後方とは言え、センターブロックの席がガバッと空いていたので学生さんの中でも『こっちの方が見やすいのに!!』と言う方も居ました(^_^;))

このご時世なので、観劇を諦めた方もそれなりにいらっしゃったとは思いますが。

観劇後、その事を旦那さんに話すと
『そこは換気の空調が行き渡り難いところなんじゃないの?』
と。
(๑°⌓°๑)ホエー

そうだわ。
きっとそれだわ。

換気の悪いところで1席空けるより、換気の良いところで間隔空けずに座る方が良いのか‥。
(。-`ω´-)ンー
よく分からんな。

でもきっと、色々実験(?)してみてお決めになった事なんですもんね。

今回の観劇で両隣になったご婦人、前席にいらっしゃったご婦人。
皆様、お人形のように全く動かず。
『息してる?』てほどお静かでした✧*。


*マダム·ジリー(戸田 愛子さん)
戸田さんご自身の事ではないのですが。

クリスティーヌに歌を教えている方はオペラ座の怪人だと、最初から知ってるのはマダム·ジリーだけなんですよね。

それを知ったのは、既に習っていた状態だったのか?
『これから習います』って状態だったのか?
分かりませんが。

彼女はどう思いながら見守っていたのでしょうね。

『彼女が思ったように上達しなかったら、殺してしまうのかしら』
『目まぐるしく上達したら、団員は『誰に教わっているんだ』ってならないかしら』
(↑これはちょっとなった)
と、色々心配したでしょうね。

それでも。
『あの人』が教えると決めたのなら、誰も止める事なんて出来ないから。
静観するしか無かったのでしょうね。

でもまさか。
彼が『いつも何かを夢見ているような』、あの子を愛してしまうなんて。
きっと思いもしなかった。

マダム·ジリーが、ファントムの想いに気が付いた瞬間があったとしたなら。
それは『マスカレード』の場面でしょうか。

クリスティーヌの怯えた様子。
そしてファントムが婚約指輪(?)を通したネックレスを引きちぎり
『まだ離さぬ歌え俺のため』
と言い放って消えたところ。

『俺のため』
だもん。

あの場面のファントムがかなり好きなので、いつもファントムばかり見ているんですよね私(^_^;)
 
次回、また観劇する機会があったら、『マスカレード』のマダムにも注目したいなと思います。


*ムッシュー·フィルマン(村 俊英さん)
私、平良 交一さんがめちゃくちゃ好きで。
勝手にまた彼を拝見出来ると思い楽しみにしていたのですが。

なかなかそう上手くもいかず(^_^;)
残念だ!!!!( ^ω^)
って感じでしたが。

村さんもかなりなイケボで✧*。
歌唱力も素晴らしく。

そして。
結構小柄で。
長身のラウルと一緒に出てくる場面だと、なんか更に可愛くて(*´艸`)
キャラとしても良い感じでした(*´艸`)


*男性アンサンブル
の中に、今回は高井 治さんがいらっしゃいました。
ファントム役として彼を観たかった‥Σ( '-' )
トップスター至上主義の宝塚歌劇団から考えてしまうと、ホントに厳しい世界ですよね。

オーディションでの評価によっては、アンサンブルにも食い込めないって事ですもんね。


*女性アンサンブル
2017年にも名を連ねていましたが、観劇した日にはご出演ではなかったお方。
上の娘が以前教わっていたバレエの先生!!
が、今回はしっかりご出演されてました!!!!✧*。
嬉しい!!!!✧*。

小柄だけど、まんまるな目の大きな可愛いお方で。
『舞台で拝見しても絶対すぐ分かる!!』
って思っていたのですが‥。
先生を確認出来たのは『ハンニバル』の場面だけ(^_^;)

多分、その後は私がお話に集中しちゃったんだと思います。

なんか、メグ·ジリー役の方も小柄で。
もう1人、同じくらいの身長の方もアンサンブルに居て(^_^;)

ご自身の得意な事、好きな事を
『バレエの先生』
だけに留めず。
劇団四季という名の知れた劇団の舞台に立ち続けていらっしゃる先生。
勝手ながら、誇らしく思います。

娘が通っていたバレエ教室は、ひっそりと慎ましく開いていたんですが。
フランスへバレエ留学なさった先生も居たし。
結構グイグイいく先生が多い教室だったのかな(*º▿º*)