艶漢展 | Pourriture noble


実は(?笑)私は『艶漢』を読んでいません(^_^;)
しかしながら、本屋さんで平積みされているこのコミックの表紙の美しさだけは。
目を見張るものがありました。

『艶漢展』が開催されると知った後も。
作品を読んだわけでもない私が行くのもな‥。
と思っていましたが、やはり『行きたい!!』と、思って。
スケジュールを確認したら‥もう行ける日が無くて( p_q)
諦めていたのですが。
たった1日でしたが、会期を延長して下さり。
その延長された最終日に行くことが出来ました✧︎*。




こんな豪華な屏風が!!!!
後ろにもあと2つ美麗な屏風がありました✧︎*。

ホントにホントに美しい。
『綺麗』とか『美しい』·『艶やか』と言う言葉は、こういう作品に対して言う単語なんだろうな。

なんか、フツーに『撮影OK』にしてるけど、これは美術館とかに展示しなくちゃいけないヤツだよもう。

それで、びっくりしたのが。
カラー以外はガチガチのアナログな事!!!!!!(òロó)

目の前にナマの原稿があるのに、にわかにその光景が信じられませんでした。
原稿用紙って結構大きいので。
描き込もうと思ったら、あれこれ描き込めるのですが。
(いや、私は描けませんけどね笑)
それにしたって細かい!!!!✧︎*。
デジタルで拡大して描いてるレベルで綺麗だし!!!!✧︎*。

トーンは瞼や首などに貼るだけで、殆ど使われてませんでした。
カケアミなとの効果も、多分トーンで理想的な形があれば使うけど、無ければ描いてるのでしょうか?
手描きされているコマもたくさんありました。
やはり手描きのカケアミもエグい美しさ✧︎*。

私が常に大変憧れている服のシワの描き方があるんですけどね。
全く描けないからもう、ひたすら憧れてるだけなんだけど。
そのシワの描き方をばんばんされてて。
そこもまたうっとりでした(º﹃º )
どんなに見てても飽きない。
あまりにも美しい。

そして。
なんと言ってもたまらんのが、身体の描き方!!!!✧︎*。
勿論、デッサン狂いなどは皆無なのですが。
腰の辺りとか、凄い綺麗で個性的で。
尚 月地先生らしいデフォルメがなされてました。
それがまた可愛い!!!!♥
こんな細くて可愛い腰した美男子、たまらんとしか言いようがない!!!!♥(º﹃º )
これでBLじゃないのが、とんでもなく勿体ないです笑
(でも、カラー原稿の中のひとつが『こ‥これは‥!!』って思うほどのBL感ある作品で(笑)びっくり&合掌でした。)

尚先生は多分、ペン入れに際しては非常に多くの画材を使用されているんだろうなと思いました。

主線は多分、MULTI LINEARみたいなペンをお使いなんだと思うのですが。
(それも、ペン先の太さは繊細に使い分けてる)
つけペンも使用するし、筆ペン(かな?)で主線を描いたりもされているように思います。
そんで。
私などがどんなにガン見しても分からなかったのが。
黒髪の描き方。
あれは何で描いてる?
どーやって描いてる?
人間業で、こんな綺麗な黒髪なんて描けるのか?
と、謎は深まるばかりでした。
面相筆みたいな(何ならそれより細い)筆ペンの、インクがカスカスになったヤツをあえてこしらえて。
そーゆーので描いてる?
それしか思いつかない。
だいたい、面相筆みたいに細い筆ペンなんて見たことないけど笑

あとはもう、尚先生の画力でしかないですよね。

見れば見るほど恐ろしい。
見れば見るほど深まる謎。
吸い込まれそうな美しさ。
一切妥協しない厳しさ。
(でも、修正してる箇所は凄く少ないです。)

もう、ひと通り拝見して。
グッズも買って。
スタッフ様に、会期を延長して下さった事を感謝申し上げ。
あとはもう帰るだけなのですが。

‥帰れず(^_^;)
お気に入りのコマやカラー原稿をまたガン見して。
それを2周くらいして、帰りました笑

こんなに綺麗に描けたら、きっと楽しいんだろうな✧︎*。
尚先生の作品に囲まれた生活がしたいです✧︎*。笑

で。
買ってきたグッズ達↓






花魁みたいなのがありますでしょ。
これ凄い好き!!!!!!( ✧Д✧) カッ!!

こういうのが似合う美男子、良いよねぇ:( ;´`;):♥

美少女も勿論可愛くて大好きなんですが。
やっぱり美男子には、かなわないと思う。