2020年6月に購入したFender 64 Custom Princeton Reverbに使われている、出力真空管6V6GTがやばい状況にある事が分かりました。
真空管規格シートから6V6GTの最大プレート電圧は315Vと書かれています。
これに対してFender-65-Princeton-Reverbの回路図では出力真空管6V6GTのプレートには440Vが掛かっています。
またFender-65-Deluxe-Reverb-Schematic.の回路図では出力真空管6V6GTのプレートには391Vが掛かっています。
このためかギター工房には6V6GTがダメになったギターアンプの修理が多いと聞きます。
ギターアンプが製作された1960年代は真空管は消耗品とされ、ダメになれば交換したら良いと云う設計思想があったようですね。
日本の真空管オーディオアンプも規格を越えた電圧や電流を流して出力を絞り出した設計の真空管アンプがあると思います。
それと同じで無理をして出力を出すか、真空管に無理をさせることで得られる歪み感のある音が求められていたかもです。
ウチのPrinceton Reverbもこのまま使う続けたら出力真空管6V6GTがダメになるでしょう。
その対策に最大プレート電圧が高い6V6Sと云う球があることが分かりました。
6V6Sは最大プレート電圧 500Vです。 これなら大丈夫ですね。
サウンドハウスさんにJJの6V6Sが販売されていました。
価格もペアで5,478円と手頃な価格です。
早速入手することにします。