令和2年5月26日(火)は大阪の日本橋にちょっとした用事があって行って来ました。
行く道で街を行き交う人たちはほとんどの方がマスクをしています。
中には一人で車を運転しているのにマスクをしている真面目な方もいました。
外出時にはマスクをしましょうと言う通達は、きっちりと守られています。(日本人はみな真面目なんですね。)
大阪は外出自粛も解除されたので、人通りは以前ほどではありませんが、一時よりも多いと感じました。
日本橋の用事のついでに心斎橋の楽器屋さんへ行って見ました。
特に目的はないのですが、モズライトがあれば見たいとも思って入店です。
平日の昼間なので、お客さんは少なくて店員さんは通販で販売された楽器等の荷造りをされています。
やはりこの時期は、来店して買うより通販が多いのでしょうね。
お店の奥へ進むと、ギターアンプの音が聞こえて来ます。
店員さんがギターのチェック弾きをされているようです。
ちょっと近づいてその音を聞いていて驚きました。
比較的小型のコンボアンプなのにそのパワフルな音にびっくりです。
私はまだギターアンプの音はあまり聞いた事がないからかもですが、これはすごいと感じました。
家ではVOX Nutube搭載MV50 ACと数日前に買ったYAMAHA THR30Ⅱを鳴らしていますが、そのパワフルな音は桁違いです。
アンプのスイッチにスタンバイSWが付いているので、小形だけとハイパワーな真空管アンプかなと思って店員さんに
「このアンプは真空管アンプですか?出力は何ワットですがか?」
その答えは、「真空管アンプです。出力は15Wです。」
ほぉ~ 15Wでこんな大音量が出るんや すごいな。
まあよく考えたら、アンプの出力表示はスピーカーに入れる電力であって、出て来る音の大きさとは別ですからね。
YAMAHA THR30Ⅱは30W出力ですが、スピーカーの能率がたぶん低いので、出る音圧はそう高くはありません。
しかし、このお店のアンプは15Wでもスピーカーの能率がかなり高いからこんなにパワフルな音が出るのだろうと思いました。
手頃な値段なら欲しいと思い、アンプの特長を覚えてお店を出ました。
帰ってから、調べたらこのアンプでした。
FENDER 57 CUSTOM DELUXE
現代の排出された多くのギターアンプのベースとも言える元祖的存在のDeluxeが本家フェンダーで復活です!
50’s中~後期に製造されたNarrow PanelのTweed Deluxeをカスタムショップにて当時の手法そのままに忠実に再現。
フィンガージョイントのソリッド・パイン・キャビネット、ラッカード・ツイード、レザー・ハンドルなどの外観だけでなく、アイレットボードに美しく配線されたパーツは新たにFenderコンポジットを採用するなどFender社の威信をかけ、更に心に響くサウンドをアウトするアンプとして復活した事が伺えます!
6V6パワーチューブやレクチファイヤー、ハンドワイアードによる50年代後期の5E3 ClassAサーキットを一望できるバックビューの圧倒的な風格はマニアには堪らないことでしょう!
Eminence Special Designアルニコ・スピーカー、VolとToneのみのコントロールから得られる乾いたクリスピーなクリーン&クランチは絶品!ヴォリュームアップに従い豊かなローエンドが生まれ、ジューシーで程よく暴れたドライブトーンは正に本家デラックス・サウンド!これでなければ出せない、得られない唯一無二のトーンです。
Output Power / Output: 12 Watts
Controls: Mic. Volume, Inst. Volume, Tone
Amp Type: Tube
Preamp Tubes: 1 x 12AY7, 1 x 12AX7
Power Tubes: 2 x 6V6
Rectifier Tube: 5Y3
Speaker: 12" EminenceR Special Design Alnico
Unique Features: Handwired circuitry
finger-jointed solid pine cabinet,
Mercury Magnetics transformers
5E3 circuit with Fender Pure Vintage yellow capacitors
価格は税込み約31万円です。
さすがに安くはなかったですわ。
しかし、このアンプの音は凄いと思った私の耳も捨てた物ではないかもです。(笑)
同じぐらいの大きさ(外形寸法)のアンプなら10万円以下であるから、買えるかなと思いましたが、無理でした。
アンプ部は6V6プシュプルで回路図もあるから作れそうです。
問題はスピーカーですね。
仕様には Speaker: 12" EminenceR Special Design Alnico とあるので
同じSPが入手出来たら、同じは無理でも近いサウンドは望みがあります。
なんて事を妄想して喜んでいます。
まだエレキもろくに弾けないし、弾く場所も無いから実現出来そうに無いですわ。