こんにちは、Lavieパートナーズの水口です。

もし30年前に100万円を投資できたとしたら、今そのお金はどのくらいになっているのでしょうか。

まずは日本株と米国株で比較をしてみましょう。

期間は1991年1月~2020年12月末

日本株の指数はTOPIX、米国株の指数はS&P500を利用して結果を見てみると、

日本株:161万円

米国株:1,608万円

という結果になりました。

日本株が約1.6倍にしかなっていなかったのが、

米国株に約16倍になっていました。

日本は30年前というとバブル崩壊による株価下落の最中だったためかなり不利な条件ですが、この差にはビックリですね。

それでは次に先進国株と新興国株で差を期間を統一して見てみるとやはり日本円換算の配当込みリターンで見てみると

先進国株:875万円

新興国株:1,124万円

という結果となりました。

つまり先進国株で約9倍、新興国株で約11倍とやや新興国株が上回る結果となりました。

なんとなく先進国と比べると新興国の方がリターンは大きいのでは?と思いがちではありますが
実際のところ過去30年だと少し新興国の方が良かったレベルです。

基金属へ投資した場合はどうなのでしょうか。

ゴールドとプラチナについて30年前に100万円投資したらいくらになっているかを見てみたいと思います。


ゴールド:375万円

プラチナ:198万円

という結果になりました。

30年間でゴールドに投資していたら約4倍。
プラチナに投資していたら約2倍になったということですね。

現金で置いておくよりは貴金属に投資していた方が良い結果は良いですが、
株式と比較すると少し見劣りしてしまいますね。

こうした貴金属は配当もありません。

値段が自然と上がっていく仕組みを持っていないため、株式と比べるとお金が増えにくい資産ではあります。

各それぞれに目的がある投資になります。

FX、仮想通貨、先物取引の様なハイリスク、ハイリターンのものから

株、ファンド、債券、不動産の様なミドルリスク、ミドルリターン

銀行、保険の様なローリスク、ローリターンのものまで

用途に合わせてお金の置き所を考えていくと良いでしょう。

過去の結果が未来の結果と一致するわけではないですが、

投資=怖いではなくまずは知る事から始めると良いです☺️