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1年前の3月26日の午後、私は、ふたつばが協力する翌日のがんのイベントに参加するため、高速バスで秋田市に向かいました。

3月初めから腰痛が続いていましたが、痛み止め内服で何とか日々過ごしていました。

 

しかし、、、高速バスを降りた瞬間、私の生活は一変していまいました。両足に力が入らず痛くて歩けなくなってしまったのです。ものすごーく変な格好で駅に隣接するホテルまで 必死に歩いていき、その後は、ふたつばのスタッフに助けていただきながら過ごしました。

翌27日、何とかイベントでの役割をこなし、自宅に帰りました。あとは、手術が終わるまでは、痛みとしびれでほとんど寝たきり状態になってしまいました。座っていられる時間も数分。入浴も時間との勝負で、主人や娘が適切に介助してくれました。

「一生寝たきり」も覚悟しました。

3月末から6月の手術、その後のリハビリを支えてくれたのは、胸腺腫・胸腺がん患者会ふたつばの存在でした。

寝たきりの時でも、術後で身動きできない時でも、ふたつばへの問い合わせ、相談、入会希望、ふたつばの活動についてのメールが届きました。幸い、手を動かすことができたので、そうしたメールに返信できました。そして、私自身が、皆さんから病気を乗り越えるためのたくさんのエネルギーをいただいていることに気が付きました。ふたつばの仕事がなかったら、あれこれ考え、落ち込んでいったことと思います。

 

あれから1年、杖をお供に遠くに外出できるまで回復しました。

主治医、お忙しい中、相談にのってくださったS先生、がんセンターや大学病院、胸腺腫の治療続けている病院の先生方はじめスタッフの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。

また、家族や親族、患者仲間、友人たちにも、励まされ支えられてきました。本当にありがたかったです。

 

先日友人と秋田まで肺がんの勉強会に出かけ、往復の車中の時間を入れると9時間余りの時間を座って過ごすことができました。

5月のセミナーに向けたよいトレーニングになった気がします。

「疲れるけど、頑張ればできる」ことがわかりました。

これから外出の機会を増やして慣れていかなくては、、、