前回出したのはいつだろう。。。
全く記憶がない
毎年うっすら気にはなっていたものの、
「たった1日のためにわざわざ出すのもな」とか
「もうそんな年じゃないし」と
やり過ごしていました。
今年はふと「うちで飾ろう」と
思って実家から車で持ってきてもらった。
久しぶりに見た段ボール箱は
もうボロボロ。
何度も引越しをしてるので
その度に運ぶ部屋が直に書かれている
シミや虫食いがないか
ドキドキしながら出してみたら
全くの無傷でした
取り出した瞬間
涙が溢れてきたよ。
あまりに一瞬のことだったので
あれは人形の喜びだったような。。。🤔
![ラブラブ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/035.gif)
うちの子自慢ですが
お店で見かけるどの子より
かわいいと未だに思います笑
髪型が一般的な大垂髪(おすべらかし)
ではなく下げ髪なのも気に入ってるし
着物の色味もいいな、って。
こういうものは優しい気持ちになりますね。
飾りながらほっこりして癒されたー
---
小さい頃、お雛様を見るたびに
自分が特別な存在のような気がしてたことは
覚えている。
いつもは「お姉ちゃんだから」と
我慢が多かった記憶ですが、
兄弟が男2人なこともあり
3月3日は特別。
桃の節句は女の子のお祝い
=私だけのお祝い
おもちゃを渋々譲ったり
文具を貸せば壊される事が多い中、
お雛様は完全なる自分だけのものと
嬉しかった気がします。
ああそうだ。
私はいつも(弟たちに)
「奪われる」「壊される」と
ハラハラしていたわ
まあしょうがないよね。
男の子だし。
こうして無事な物も
あるんだから許してやるか、
という寛大な気持ちになる
雛人形の効果
そして今日、
このお雛様は叔母が
買ってくれたものだと知りました。
「確か初任給だったかなー」って。
それってほぼ全額だったんじゃ。。。
怖くて聞けなかったよ
ほっぺがふっくらした
下ぶくれ顔が私に似てたんだって
確かに、私パンパンな赤子だった…
遠方に暮らす叔母やいとこたちと
数年ぶりに会えた今日、
初めて知った話。
昨日誕生日だった祖母を囲みながら
愛をたくさん感じた日になりました
---
たった1日のためのお雛様。
それでも毎年飾る意味が
はっきりした。
健やかなる成長を願って…
はもちろんだけど、
それ以前に
生まれただけで
みんな喜ばれた。
ただただ喜ばれたんだ。
私に娘がいたら
「生まれてくれてありがとう」と
そんな気持ちで飾るだろう。
残念ながら譲る娘がいないので
私は私が生まれたときに
向けられた思いを
受け取るために飾ります
ありがとう。
ありがとう。