昨日は終日
無気力で過ごした。
何だかずーんと重たくて。
外は青空で家の中も光が明るい。
物音もせず、いつもなら
大好きな穏やかな環境。
なのに心は曇り空のような。
悲しんでもいないけど
楽しくもなくて。
まあこんな日もあるよね、と
過ごしていた。
そんなときに入ってきた
大切な人の病気の話。
二人も。
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「こんなことになって申し訳ない」
病気の当人から
聞こえてくるこの言葉。
気持ちはよく分かる。
こう思うことを否定してくる人
いるよね。
「そんなことより自分を一番に考えて」
って。
うーん。
それも分かるんだけど。。。
私は”誰か”に「申し訳ない」と
感じる心を否定できない。
これも人を想う気持ち。
いいじゃない。
心配り。
これから十分迷惑をかけることになると
誰よりわかっているんだから、
わざわざ「自分ファースト」に
ならなくてもいい。
むりくりそう考えなくていい。
周りもそう考えさそうとしなくていい。
人がどういう気持ちでいようと
放っておいてくれ
ってね。
私が病人側ならそう思うから。
一見相手の事を思っているかのような否定、
欲しくない。
家のこと
看病
お金
・
・
・
心配は尽きない。
好きなだけ心配させてあげて。
それは相手を信じていないんじゃない。
それだけ愛情をかけてあげたい
存在がいるということ。
”私が”心配したくてしているのだから。
結局自分ファーストだ。
病気で痛みや不安をかかえながらも、
それでも誰かを想いたいのだ。
「あなたは自分のことだけ考えて。
病気を治すことに集中して」
って。
できるもんか。
いや、できる人はできるだろうけど
これは性分だから。
どんな状況でも誰かの心配をしてしまう
そんな性分のその人に
まるっとそのまま寄り添うのだ。
その人が楽観的でも悲観的でもいい。
”人生どれだけ楽しんだか”
その考えも素敵。
そう在れたらもちろんハッピー
でも、心配と申し訳なさで
心をいっぱいにして
還ってもいい
死の直前に後悔してもいい
しないかもしれないし。
ただ
”誰か”への申し訳なさを
感じている人は
何が申し訳無いのかって、
その人に負担がかかることを
想像できるからで。
家事
仕事
お金
育児なんかがね。
負担増は必然的に笑顔が消える。
疲れた顔になる。
それが想像できるから
申し訳なさが生まれる、
と私は思う。
だから
こちらができることは
笑うこと
悲観的にもならないし、
腫れ物に触るように
急に気を使ったりもしない。
どれだけショックで悲しくても。
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病気は日常生活が
変わってしまうという意味では
特別だけど、
病気になったその人を
特別視はしない。
フツーに好きだった
いつも（病気になる前）の
フツーの感覚のままいたい。
いつものフツーの接し方のまま、
ちょっとだけ優しさ多め。
例えるなら
風邪を引いた人への接し方くらいの。
私ならこれまで通り
フツーにしてもらいたい。
でも現実身体はしんどいはずで、
そういうときに
ちょっと優しくされると
嬉しくて泣くと思う笑
じわっと心の奥から湧いてくる感謝。
それを感じられたら幸せだと思うから。
だからわかりやすく
いつもよりは優しくされたいの笑笑
私から笑う。
それは無理に明るくとかじゃなくて。
その人を元気づける！とか
幸せを感じてもらう！とか
高い志はないけど、
ただただいつものように
たわいのない感じでそうありたい。
私の大切な人たちへ