私が小学生の頃、

夏休みになると「毎朝ラジオ体操に行く」

というミッションがありました。

そしてラジオ体操カードにスタンプを押してもらいます。

このスタンプのシステムは、子供心をよくわかっているな、

と今となっては感心してしまいます。

 

 

子供のころから夜更かし好きで朝寝坊の私は

眠い目をこすりながらもラジオ体操に行き、

帰ってからまた寝る。

という、本末転倒な子供でしたが

 

この夏、

自らの意志で

近くの公園で行われているラジオ体操に参加してみました。

 

6時30分から始まるラジオ体操の前に

5分くらい「みんなの体操」

というのがあります。

首を曲げたり、手足を伸ばしたり

さしずめラジオ体操の準備運動といった感じでしょうか。

昔もあったのかな?記憶にありませんでした。

 

 

数十年ぶりにラジオ体操をしてみて驚いたのは

ラジオ体操第一も、第二も、

からだが覚えていて、迷うことなく行えたこと。

すごい!

 

そして

ラジオ体操は思いのほか肩回りと腕を良く動かす体操だということ。

とてもいい!

 

わずか10分程度の体操の中に

ほどよく全身のストレッチが入っていて簡単でとてもいい!

 

昔と違うのは

朝から気温が高いこと。

それでも木々のなかでの体操は気持ちがいいので

なんとなく続いていました。

 

が・・・

このところさぼり気味です。

 

 

ようやく朝は涼しくなって快適なのに

なぜか、今日はいいか・・・とさぼってしまう。

なんとなく、夏のテンションでラジオ体操に行けないのです。

 

 

でもこれ、中医学的に考えれば「季節のせい」だと思う。

 

 

秋分をすぎて、秋から冬に向かっているのだから

からだは秋の過ごし方をしたいのかも。

秋は

夏のようにエネルギーを放出するのではなく、

気血を消耗しないように過ごす時。

 

だから気分が乗らないんじゃないか?

 

というのが私の言い訳ですキョロキョロ

 

でもね、

本当に、秋分からの秋の過ごし方は

冬に影響するので大切ですよ。

 

 

太陽も早く沈むので夏より少し早く寝る。

心を落ち着かせて静かに過ごす。

エネルギーを内側に収めることが大切です。

 

それと、

あまり厚着にならないように。

 

これも漢方の大切な教えです。