オアハカ女ひとり旅#08
オアハカ雑貨巡りの目玉は
ティアンギス(先住民市場)
各村で開催される大きな青空市場で、刺繍の服や民芸品も大集結
なかでも人気なのは
金曜日のオコトラン村
ローカルでディープな雑貨巡りに挑戦してみました
カオスな乗合タクシーで出発
オコトラン村はオアハカの中心から車で1時間ほど
電車やシャトルバスはなく、どうやって行くかというと
乗合タクシー
ティアンギスは観光客向けではなく、ローカルな歴史ある青空市場なので、行き方からハードル高め…
(なんとな~くで目指していきます)
中心から離れたエリアでローカル臭強め
完全にローカルなメルカド(市場)にも迷い込みつつ歩いて行くと…
\大量のタクシー発見/
まず目を疑うのが…
\\助手席に2人//
↑運転手ももちろんシートベルトなし↑
ぎゅうぎゅう詰めの車内で、運転手はピスタチオの殻を「ペッッッ」と窓から吐きながら片手運転(大丈夫か…)
ローカルな雰囲気を感じて
カオスすぎるドライブでしたが、無事にオコトラン村に到着
↑帰りもここから乗るので覚えておきます↑
↑窓ぶっこわれタクシー↑
わざわざオコトラン村に来た理由は
刺繍ブラウスを探すため
オアハカ市内の民芸品店より、ティアンギスの方が高品質で安くゲットできるとのことで、気合が入ります
↑午前10時ごろはまだお店設置中↑
昼過ぎには村中にお店が立ち並び、戻ろうと思っても迷子になってしまうほど
民芸品以外にもなんでも売っていて、とにかく活気がすごい…
↑民芸品の焼き物もあれば↑
↑メキシコらしい野菜や果物も↑
↑日用品コーナーもあり、地元の人の生活も垣間見えます↑
ローカルな青空市場ゆえにこんな光景も…
\!?/
↑ゆる~く売られている七面鳥を発見↑
↑オアハカショッピングのお供には、カラフルなメルカドバックがオススメ↑
可愛いがあふれるサンアントニーノ刺繍
日本でも人気なメキシコ刺繍ですが、地域や村によってさまざま
今回のお目当ては
サンアントニーノ刺繍
パンジーやバラなど花柄の細かい刺繍が特徴で、
とにかく可愛い!!!
ブラウスやワンピースが人気で、
服いっぱいに刺繍が入っているものだと、数万円するものも
↑左がサンアントニーノ刺繍、右がサンマルティン刺繍↑
↑繊細でお値段も納得…↑
↑素朴なお顔パンジー↑
ティアンギスでは生産者が直接売っていて、店番をしながら刺繍をしていることも
少し見学させてもらったところ…
なにも見ずにボールペンでスラスラ下書き
見本はなく、職人さんのインスピレーションでデザインしているそう
ボールペンの下書きが残っている服も多く、職人さんの手作業が見えて味があります
↑迷いなし!↑
技術がたくさん詰まっているサンアントニーノ刺繍
特に素敵だったのが
デスイラード(ドロン・ワーク)
生地の縦糸を結びながらレースのように編んでいく技術で、胸元や裾によく見られます
↑素敵なワンピースの裾を見てみると…↑
\人形発見/
↑とにかく細かい!!!↑
↑この技術を習得している職人さんは少ないそう↑
刺繍のお店をまわり続けること1時間…
なんの成果も得られませんでした
いろいろ見すぎて崩壊した末に、お店が多すぎて戻ることもできず
一期一会と思って、お気に入りを見つけたら即決すべし…!
\ヤーッッ/
↑ダチョウ俱楽部ねこ↑
\ぐで〜〜〜/
↑買い物疲れの私のよう…↑
職人さんの顔が見える市場
オアハカの歴史ある腰織りのお店
カラフルな幾何学模様が素敵で入ってみると
「私が全部織ってるのよ~」
職人のおばあちゃんと仲良くなり、肩掛けのバックを購入
クリスマス向けのテーブルクロスも欲しかった…
↑トートバックやポーチもオススメ↑
今度はアレブリヘのお店へ
絵付けのときに無かったコヨーテ(オオカミ)を見つけて揺らぎ…
↑やっぱり職人さんのデザインは素敵…↑
アレブリヘ職人のおばあちゃんは、「サポテコ」という先住民のことばを話していて、他のお店のお兄さんを介して話しかけてくれました
↑一目ぼれしたチワワのアレブリヘ↑
模様が細かくお値段も爆上がり
↑可愛い色合いの教会↑
帰りももちろんディープな乗合タクシー
列に並んでのんびり待ちます
↑牛運搬中↑
乗合タクシーに順番に乗り込んでいき、
助手席におじさんと二人乗りに
シュールすぎる…
↑トンデモ乗車率の車↑
「このアジア人の女はなんなんだ…?」
という視線を感じながら1時間でオアハカ市内に到着
特にツアーが見つからず、自分で行くのはハードル高いと思っていたティアンギス
ディープでユニーク(そしてシュール)な経験でとても良かったです
刺繍好きに超オススメ!!!!