中米≒治安が悪い?

 
「治安が悪い」「麻薬」「ギャング」
のイメージが強い中米真顔
 
一時帰国したとき、ちょうど「クレイジージャーニー」でコカインの密輸やパナマのギャング抗争について放送されたタイミングで
 
驚き「パナマって生活できるの…?」
 
と心配されたことも魂が抜ける
 
 
実際、パナマは、外国人が住むようなエリアと危険なスラム街がくっきり分かれているので、気を付けて生活している分には危険を感じることはほぼなし凝視
 

↑シティの高層ビル群船

 

 
ただ、スラム街に住むお手伝いさんとの会話では
 
「今日、家の近くで発砲があった」
「危険すぎるから絶対に入らないほうがいい」
 
と聞くこともしばしば無気力
 
普段感じていないだけで、パナマという国には「麻薬」や「ギャング」などの治安問題が潜んでいることを実感…魂が抜ける
 
 

ギャングに追われて…

 
そんなギャングによる被害者は、以前紹介した「エクソダス」という本にも鉛筆
 
故郷を去ってアメリカを目指す理由はなんと
ギャングに追われているから魂が抜ける
 

ギャングの仲間に入るよう誘われて断ると、自身だけでなく、家族の命も簡単に奪われてしまうとのこと驚き

 

「生き延びるにはギャングになるか、移民になるか」

 

恐ろしく、かつ理不尽な理由に衝撃を受けました煽り

 

【関連ニュース】

 

 

信仰と再生、そしてトー横キッズ

 

そんな凶悪なギャングの存在が気になり、手に取ったのがコチラ鉛筆

 

 
    

マラス

暴力に支配される少年たち

工藤律子著

 

ホンジュラスにはびこる若者ギャング団「マラス」を取材したルポルタージュ。

 

この本を読んで印象に残ったのは

ギャングから足を洗った牧師煽り

 

元ギャング幹部がある出逢いをきっかけに会心。

 

牧師となって元ギャングに説教をするという、一見ありえない姿に衝撃をうけました 

驚き

 

 

ただ凶悪な少年ギャング団ももともとは純粋な少年凝視

 

貧困や家庭崩壊から家を出たストリートチルドレンが、アイデンティティや愛情を求めてギャング団に入っていき、そのまま悪事に手を染めてしまうんだそう真顔

 

だからこそ、信頼できる存在や心のよりどころに飢えていた元ギャングにとって、宗教の存在は大きかったのかと納得しました看板持ち

 

↑元ギャングの牧師↑

 

 

日本から遠く離れた中米の話ですが、こうした少年ギャング団の姿は、日本の「トー横キッズ」を連想させました凝視

 

というのも、もともとトー横キッズも家庭環境などから家出した少年少女の集まり煽り

 

同じような境遇の存在や安心感を求めて、泥沼にハマっていく姿には共通するものがあるのかと…魂が抜ける

 

ほかにも、ギャング団のタトゥーが少年の憧れになっているのも、トー横キッズの地雷系ファッションと重なるところが…真顔

 
根本の貧困問題を完全に解決することは難しいかもしれませんが、
いずれもアイデンティティを回復するための支援の必要性を考えさせられる一冊でした。