心があまり健康でない日が

ずいぶん続いた。

 

結婚して24年。

ご多分に漏れず山あり谷あり。

当たり前だ。

 

彼のことをまだ愛してるか、と聞かれれば

よくわからない。多分愛していない。

なぜか縁あって一緒に暮らしているパートナーで

相互扶助の精神で成り立っている。

 

でも

お互いの間には深い隔たりがあり

そこを越えていくのはかなり難しい。

相互理解には程遠い。

 

なので、定期的に口論となる。

私の気持ちを理解してもらうのは

毎年の七夕の願い事だ(笑)

建設的な会話ができず

怒鳴り散らされることもしばしばだ。

『Please grow up!!!!!!!!!!』といつも思う。

 

ケンカの後は口を利かない。

彼は数日でも数か月でも平気だ。

彼はおそらく『孤立型』のアスペルガーなので

基本的にひとりを好む。

 

私はそういう状態がイヤなので

ケンカしても大きなケンカに発展しないよう

お互い気をつけて幕引きをするように

提案し続けていた。

うまく機能しているように思っていた。

 

が、彼はその暗黙の了解を忘れてしまう。

 

 

少し吃音のある彼は

小さい頃から周りにバカにされてきた。

なので些細なことでも自分を守りに入る。

意見されることをまず受け入れない。

素直に「あ、ごめんね」と言えない。

 

今回もこの家にふたり暮らしながら

まるでお互いが見えないかのような生活だった。

ケンカの原因は取るに足らないことで

彼が「あ、忘れてた。わかったよ。」と言えば

済んだ話である。

 

いつもは私から話しかけ

なんとか仲直りに持っていくが

この度はもう放っておいた。

もう面倒くさい。

どうなってもいい、と思った。

 

そうしたら向こうから話しかけてきた。

結婚して初めてのことで

こちらは準備もできていず

思わず固まった・・・

 

「イヤな思いさせてごめんね。」と言うのだ!

 

「それもっと早い段階で言えないのかね?」

 

そして言ってもわからない、と思いながら

感情的にならずいろいろと彼に話した。

相変わらずわかってない様子でイライラしたが

もういいわ。

 

そう言えば以前

クリニックで検査してもらったとき

 

・コミュニケーション場面において

 言葉が足らなかったり(言葉の説明が苦手)

 相手の真意を受け止められない点において困難を伴う

 

口頭よりも視覚情報を提示される方が理解しやすい

 

この二点を強調された。

 

 

最初の頃は、わかりにくいことはメールで送ったりもしてたけど

毎日のこととなると、私にとってかなりストレスフル。

 

でも初心に戻ってまたちまちまテキスト打たないとダメなのかもね。

 

あーーーーーー

めんどくさ。

ものすごく疲れる…

 

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