第20話「アオギリの策略」
~前回のあらすじ~
自分を好きになりたいというチルットの歌恋と出会い
これからの成長に期待していた明莉達。
そこで三郎からの警告を聞き“えんとつ山“へ向かう。
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ーえんとつ山ー
ヒューーン…
三郎(ゴルバット)「よし。着いたぞ」
明莉「ありがとう、三郎!そういえばあなたの相棒のベイはどこにいるの?」
三「こっちだ」
ベイ「お、明莉!やっと来てくれたのか!」
ホープ(グラエナ)「久しぶりだね」
テトラ(ヌマクロー)「4ヶ月ぶりだな」
明「前回に続いてまたメタいんだけど…」
ベ「アオギリが機械みたいなやつを操り始めて、なんか危ない気がしてよ…
でも俺様はしたっぱだから何もできないし、明莉、頼む!
アオギリを止めてくれっ!」
加賀美(キルリア)「わかったわ。あっちのアオギリの方へ行きましょう!」
タッタッタッ…
アクア団したっぱ「おいそこのお前、止まれ!」
ソルト(ライボルト)「止まれと言われて止まる奴がどこにいるんですか?」
明「足止めってわけね…
よし!歌恋、まずは一回戦ってみよう!」
歌恋(チルット)「う、うんっ!」
✩明莉VSアクア団したっぱ
明「Let’s Go!歌恋!」
したっぱ「やれ、ポチエナ!」
歌「明莉!私は何をすればいいのっ…!?」
したっぱ「ポチエナ、噛みつけ!」
ガブッ
歌「…!!
痛い〜〜〜〜!やったわね!?」
したっぱ「うっ…なんなんだ!」
明(やっぱり歌恋の泣き声は、歌ってるように聞こえる。
感情がこもりすぎてるのか…それとも、
無自覚のうちに“自分の声“を“攻撃する技“に変えてるのかしら…?)
したっぱ「怯むんじゃねえ!ポチエナ、砂かけで妨害だ!」
ササァッ
明「歌恋、落ち着いて!」
したっぱ「チルットの羽に噛みつけっ!」
歌「何も見えないわよ!?」
ガブッ
歌「痛っ…!!」
明「耐えて!あっちが砂をかけてくるならこっちは…
白い霧を相手の周りに出して!」
歌「はぁっ!」
シュワワワ…
したっぱ「おい、卑怯だぞ!」
歌「卑怯なのはあんたとポチエナの方でしょ!?
アクア団だとかなんだか知らないけど!!」
キィィィン!
したっぱ「おい、ポチエナ!」
明(…さっきも感じたけど、もしかしてポチエナは
歌恋の声でダメージを受けている…?
ならもしかして!)
明「歌恋!あなたの泣き声は、多分ハイパーボイスという技なんだわ!」
歌「ハイパーボイス…?」
明「あなたは無意識に泣きながら歌を歌っているの!
だけど歌の音程には関係なく、声量で相手にダメージが入っているから、
それを出し続けてみて!」
歌「わ、わかったよ!」
したっぱ「ポチエナッ、匂いを嗅いであのチルットの場所を探れ!」
明「飛び回ってる獲物を見つけるなんて、難しいんじゃない?
歌恋、感情を込めてハイパーボイスよ!」
歌「私の歌を、
ききなさあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜いっ!!」
キィィィィン!
したっぱ「おい、マジかよ…」
ポチエナは倒れた!
✬アクア団したっぱとの勝負に勝った!
したっぱ「あれ…?俺、負けたのー!?」
ソ「なんとか勝ったけど…早くアオギリってやつを止めないとまずそうです!」
テ「あそこにアオギリがいるぜ!…って、あいつは…!」
イズミ「あら…アンタはっ!」
明「イズミ…!!」
イ「流星の滝からわざわざ追いかけてきたのかい?」
加「ええ。あなた達を止めるためにね」
イ「っはー!全くまあご苦労なこった。
…わかった。認めてあげるわよ、アンタが大したトレーナーってこと」
明「全然嬉しくなんかない!」
イ「そして…アオギリ様…アタシ…アクア団にとって邪魔な存在だってね!
アオギリ様の望む世界はポケモンにとってのユートピア…
理想を突き進むあの人の邪魔をさせるわけにはいかないの!」
ホ「お前達のしていることは、正義でもなんでもないだろ!」
イ「はぁ…アンタのグラエナ、家族と再会とか言ってたけど、まだお子ちゃまなのね。
…覚悟なさいな!今度こそ、その可愛いお顔、びっちゃびちゃに泣きはらさせたげる!」
明「受けて立つわ!」
イ「ゆきなさい、ベトベ…」
ベ「イズミ様っ!すみません!」
イ「あぁん!?何よベイ!」
ベ「俺様のゴルバットが先程その女の仲間みたいな野郎にやられたんです!
今すぐこっちに来て追い出すのを手伝ってくれませんか!」
歌「ベイさん、何を…?」
イ「もう!どいつもこいつも手に負えないわね!
アンタ!次会った時は覚えてなさいよ…」
明「…!」
ベイが、隠れてこちらにグッドサインをしていた。
テ「そういうことか!
嘘ついてバトルから回避させてくれるとか…
なんかあいつら、すげぇかっこいいな…」
加「そうね。あんな作戦、ベイが思いついたのかしら」
テ「三郎が考えたんじゃないか?」
三(いや、ベイが考えた作戦だ)
加(!!三郎、テレパシーも使えるようになったの?)
三(これも超音波の力らしい。
イズミは足止めしておくから、『アオギリと戦え』ってベイからの伝言だ)
加(わかったわ。ありがとう!)
テ「加賀美、どうしたんだ?」
加「ううん…少しベイと会話をしてたの」
テ(何も聞こえなかったけど…)
明「アオギリ…あいつは一体、何を企んでるの…?」
アオギリ「マグマの奥深くに眠る莫大な力…
超古代ポケモンを制御するための鍵となるとはな…」
明「アオギリ!」
ア「ん!?あー…オマエ…、えー…」
ソ「覚えてないんですか?」
ア「ああ!そうだ!そう!
カイナの科学博物館で俺達の邪魔をしやがったガキンチョじゃねえか!」
テ「あの時はよくもクスノキさんを襲おうとしたな!」
ア「…ククッ…
くはっ!ふはははははッ!
ただモンじゃねぇと思ってたが…お前ら、なかなかどうしてモノホンだったぜ」
ホ「早くその隕石を返せ…」
ア「そうさな…モノホンのテメェらには少しだけ話しておいてやるか…
この間、ナントカいう博士サマから頂いたこの隕石…
こいつにはな、ある条件でさまざまな種類に変化する特徴があるのさ
ある時はメガストーンに、ある時はキーストーンに…そしてここ、えんとつ山ならば…
…っと、ふははっ!いけねえ!いけねえ!
これ以上のネタバレは俺達の物語をつまらなくしちまう。
続きは次回のお楽しみってな」
明「とにかく、あなたのやろうとしてることは止めさせてもらうわ!」
ア「…んまー、とりあえず細けえこたぁいいや
俺達には成すべきことがあり、テメェらはそんな俺達にとってぶっ潰すべき敵役だ」
加「ぶっ潰されるのはあなた達の方よ」
ア「アクア団リーダーとして、
テメェのポケモンもろともバッキバキに揉み潰してやるよ!」
テ「明莉、やってやろうぜ!」
明「うん!必ず隕石を取り返してみせる!!」
ア「…来な!」
20話 おしまい
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次回予告
えんとつ山に到着し、アクア団から隕石を奪うため
リーダーのアオギリと戦うことになった明莉。
絶対に負けられないバトル、結末はいかに…。
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あとがき
どうも!あるいです
ここまでお読みいただきありがとうございました!
最近、やっと外が暖かくなってきて嬉しい気持ちです( ◠‿◠ )
この物語は果たして何年後に完結するのでしょうか…??
できる範囲で頑張ります。明莉、侑希、一緒に頑張ろう!
「充は俺みたいに師匠とか作らないのか?」
「僕は侑希さんや明莉さんが師匠みたいなものなので、大丈夫です」
「見てください!俺、やっとキルリアに進化できたんですよ!今から戦いましょう!」
「ふんっ!鍛えたいなら付き合ったりしてあげないこともないけど!」