わたしが角質培養という言葉に出会って、10ヶ月が経とうとしてます。
10ヶ月ってかなり中途半端なのですけど
最近、角質培養の成果を実感することが増えてきたので
わたしが行ってきた角質培養の方法と、その後の経過をまとめてみました。


クローバー


1角質ケアアイテムは一切禁止。

基本的には禁止なのですが
水分・栄養補給が困難なほど角質が溜まった場合に限り
RoC|ピーレックスラディアンス でセルフピーリングを行いました(月1回まで)。
うるおいがまったく入らず、かなり乾燥していたため
我慢できずにピーリングしてしまいましたが、
その後の肌の状態は、かえって安定したような気がします。
でも、それも最近は必要なくなってきました。
角質のターンオーバーが正常になってきた証かもしれません。


2とにかく肌をこすらない。

これはスキンケア、メイク、日常生活…
すべてにおいての基本的な注意事項です。


3クレンジング・洗顔は極力優しく。

角質ケア効果のあるものは使用不可。
肌をこすらないよう、細心の注意を払って行いました。
クレンジングをこすらないよう気をつけて行うと
いままで「汚れが落ちる」と思っていたクレンジングも
意外と汚れが落ちないことが判明。
肌をこすらなくても汚れをしっかり落としてくれる
優秀なクレンジングアイテムが少ないことに気づかされました。


4朝は水洗顔のみ。

鼻のビニール肌がだいぶ治ってからは
そのときの肌状態に合わせて、普通の洗顔も併用していました。
夏の朝起きたときのベタベタは、水洗顔だけでは対応できなかったので。


5保湿はしっかりと。

夏は毎年さっぱり系のスキンケアにシフトしていましたが
今年は夏でも高保湿化粧水(イグニス|オリエンタルウォーター )を継続使用。
化粧水でしっかり保湿することで、肌状態がぐっと安定する結果に。
テカリやベタつきも減ったような気がします。


6コットンは使用禁止。スキンケアはハンドプレスで。

スキンケアはすべてハンドプレスで行いました。
肌の上から押さえるようになじませ、決して横にすべらせないように注意。
アルビオンの乳液と、クリーム類を塗るときは、とくに慎重に。
アルビオンの乳液は角質ケア効果が少しありますし
クリーム類はのびが悪いと肌をひっぱってしまいがちなので。


7メイクも肌に負担をかけない、軽いものを。

日焼け止めクリームを塗るときも決して肌をこすらず、とんとんと叩いてなじませました。
今年の夏から、自分の部屋にUVカットフィルムを貼った ので
休みの日はなるべく日焼け止めを塗らないように。
日焼け止めクリームは、濃い目のメイクと同じくらい肌に負担があるらしいのですが
紫外線の肌への影響を考えると、絶対外せないアイテムなので
家にいるときは使用しない、くらいしかできませんでした。


クローバー


だいたい、こんな感じかな。
詳細に書いてみましたが、要するに

◆ 過剰な角質ケアを行わない
◆ 肌を決してこすらない
◆ 保湿は季節を問わずしっかりと


この3点に集約されると思います。


これを守っただけで、肌状態は驚くほど安定しましたし
酷く乱れていた肌のキメも、どこのメーカーの肌診断に行っても
キメはそろっているほうですね、と褒められる(?)までに回復しました。


いえ、この程度の言葉でもわたしにとっては十分褒め言葉なんです。
それほどわたしのキメの状態がひどかったってことです。はい。


いちばんキメの乱れていたビニール肌状態の鼻も
すこしずつですが、キメが回復してきています。
この部分の完全な回復には、まだまだ時間がかかりそうですけど。


ごく当たり前・・・と思いがちな項目ばかりですが
意識してみると、意外と守れていなかったりするもの。


わたしが角質培養を行って、いちばん驚いたのは
肌をこすることに頼っているクレンジングが意外に多かった、ということです。
いままで「落ちる!」と思っていたクレンジングが
肌をこすらないように気をつけて使用するだけで
極端に汚れ落ちが悪くなり、次々と脱落していきました。


肌をこすらずに汚れを浮かせてくれるクレンジングは、意外と少数派のよう。
しっかりと吟味して、品質のよいものをセレクトする必要があると痛感しました。


この角質培養という方法はわたしの肌にとても合っていたので
これからもずっと続けていくと思います。


角質ケアアイテムを使用した後の、つるんとした肌とか
その後に使用するスキンケアアイテムが、ごくごく肌に入っていく実感とか…
もう味わえないんだな、と思うとかなり寂しいのですが
いままでやりすぎていた自分が悪いので、仕方ありません。


もっと歳を重ねていくとターンオーバーが遅延して
定期的な角質ケアが必須になるそうなので
そのときまでのお楽しみに、取っておこうと思います。