今日は朝から秩父に来ています。
特急列車は満席。
車窓から富士山が見えました。(*^^*)

 
まずは羊山公園へ。
西武秩父駅近くのコンビニで
お弁当を買って徒歩20分。
 

芝桜が満開で
沢山の人で大にぎわい。


ちょうどベンチが空いたので
ベンチに座って
お弁当をいただきながら
芝桜を眺めました。
 



 
おばあちゃんを車椅子に乗せて
押して歩く おじいちゃん。
老老介護の80代のご夫婦と
思われます。
 
 
おばあちゃんは
軽度の認知症の様子。


そのおばあちゃんに
おじいちゃんは
優しく根気強く語りかけます。
 
 
「芝桜がきれいだね。」
と、おじいちゃん。

「もう帰る。」
と、おばあちゃん。
 
そんな おばあちゃんに
おじいちゃんは
イライラすることもなく
優しく穏やかな口調で
「せっかく何時間もかけて来たのだから
もうちょっと見ていきましょうよ。
きれいだね~❗️」
と語りかける。
 
 
なかなかできることではない。
 

夫婦の絆の強さと深さを
感じました。
 
 
子連れのファミリーも
沢山いました。

 
ここには、ずいぶん前に
夫と私と娘と息子の
家族四人で来たことがあります。
 
 
その頃の私は
子育てや人生にパッツンパッツンで
幸せを感じられなくて
すれ違う家族が幸せそうに見えて
羨ましくてたまりませんでした。
 
 
そもそも、
婚約者に裏切られた反動で
若くして見合い結婚をしたので
不本意な結婚生活のスタートで
「もしかしたら、
もっといい人がいたかもしれない。」
と、現状を肯定できなくて
幸せは外にあると思っていました。
 
 
我が家だって
外から見たら幸せな家族に
見えたでしょうにね。
 
 
昨年は
厳しかった姑が他界し、
下の子も独立して巣立ち、
燃え尽きてました。
 
 
でも、今日の私は
夫と二人で過ごす「今ここ」を味わい
平成を無事に終えられることに
感謝と幸せを感じていました。(*^^*)
 
 
みんな、それぞれに人生のドラマがあって
自分のストーリーを生きている。
そのストーリーを
幸せと思えるかどうかは自分次第で
幸せはシンプルで薄味。
 

幸せセンサーの感度がいいかどうかで
幸せの度合いが決まる。
 
 
幸せのハードルは低くていい。
低い方がいい。
 
 
もっともっとと足りないものを探して
不満に思うより
ささいなことに感謝して
幸せって感じられるのがいい。
 
 
満開の芝桜を見ながら
そんなことを思ったのでした❤️