オドレイ・トトゥの「ココ・アヴァン・シャネル」を観ました


オドレイ・トトゥの映画はアメリ以来だったので
とても気になっていて。
シャネルが成功する前の物語ということで
どんな成功セオリーがあるのかなと期待して観ました。


かわいらしかったアメリと一転、
シャネルの芯の強さ繊細さをオドレイが好演していて 
「やっぱりオドレイの目力はシャネルっぽい!」と
一気に入り込んでしまいました。


決して恵まれた生い立ちでなく つてもなかったシャネルが
どうやって成功して行ったのか。。




「男と女は着るものが違う」と言われた時代に
男物の服のデザイン 素材を取り入れて
女性の服にアレンジしていく。



自分を信じて行動して行く。



意志が強く 独創性溢れるシャネル。
そんな彼女に魅かれて 応援する男性たち。




当時の帽子は大きくて帽子の上に羽根や飾りが沢山乗っている。
(フランスで買ったファッションの本には鳥や果物を乗せている絵もあった)
重たくて首が動かせなくても。。
コルセットをしてウエストを締め上げ着飾っていた時代。。

それが当時の女性の服装のきまり。
流行でおしゃれという事。




でもシャネルはシンプルで顔を隠さない帽子を創った。
まず「私」ありき。
「私」を損なわない 動きやすくて独自のスタイルをファッションに表現していった。


パーティの服を決める時に
ピンクを薦められても
「瞳に映えるのは黒」と黒を選ぶ。


「私」という軸がある。
その軸を見失わず、ファッションに表現していった先に
彼女の成功があったんでしょうね。


この、「私」を表現する、自分に似合うものを見つけていく という
シャネルのスタイルは
パーソナルカラーにも通じる!



シャネルには 強くて気難しい、厳しいイメージがついていたけれど
最初から成功したわけではないし
男性の間で揺れ動いていたり、行く場所がなく男の人に頼らざるをえなかったりと

自分は一体どうしていったらいいのか。。
迷っている部分がこの映画には多く描かれていました。




絶対別世界の人!というイメージでしたが
親近感を感じましたドキドキ


勇気づけられますね!





ココ・アヴァン・シャネル 特別版 [DVD]/オドレイ・トトゥ,ブノワ・ポールブールド,アレッサンドロ・ニボラ

¥1,500
Amazon.co.jp

音楽も映像もとてもステキです!