今年は山登りらしい山登りは叶わなかった一年ではありましたが、
大好きな山岳風景を堪能しに出かけることはできました。
11月1日、朝5時職場駐車場集合。
天神平ロープウェイ付近での紅葉見頃、との報道に心弾ませ胸膨らませ
出発しました。
土合駅付近。
朝焼けの空に浮かんだ谷川岳は、すっかり冬の装いでした。
「これさ、登れるんかね?」
「・・・」
同僚である山師匠と顔を見合わせたのは言うまでもありません。
冬山の装備は何も準備してませんでしたから。
天神平駐車場到着後は、一ノ倉沢方面へウォーミングアップも兼ねてウォーク。
舗装されアップダウンのないこの道はウォーキングに最高です。
雪山と紅葉と深い谷底と利根川の源流を眼下に望みながら、歩きます。
見えてきた最初の沢はマチガ沢。
テント張ってる人たちがいました。
上のアップ写真ですが、このワンちゃん可愛かったー♪
いきなり、なでなでしまくりできちゃいました。
きっと私の着てたウィンドブレーカーにうちの犬の匂いが染みついていたせいだと
思われます。
続いて見えてきたのは一ノ倉沢。
忘れ得ぬ山岳風景のメインはここです。
中央の谷のくぼみには雪渓が残っています。
朝日が差し込む谷は神々しく見えます。
雲が殆どない青空にくっきりと山稜がみえ、感激のひと時でした。
何度訪れても、いつ見ても心打たれる風景です。
朝日が当たる紅葉の山もまた素敵です。
一ノ倉沢を眺めたなら、さらにその次へも進みたくなり行きました。
幽ノ沢です。
人が大分少なくなるので、のんびりしたかったらここやその次の芝倉沢まで歩くのも
良いでしょう。
足元の積もった落ち葉には霜が降りていました。
歴史を感じる道標です。
まあ、このような案内もありますので、一応ザックの鈴を鳴らしながら歩きます。
そして、ロープウェイを降りたら、そこは雪国でしたーー。
登山道も雪の中にあります。
ここからリフトに乗ることもできますが、乗らずにそこまで歩こう、となりました。
この登山道を行くと山頂とリフト乗り場への分岐点があるのです。
まずはそこまで行ってみよう、となりました。
山頂まではアイゼンも持たない我々にはまず無理でしょうから。せめて、あと少し、と思い。
歩き始めてすぐ、日陰の登山道に積もった雪と凍った木道は歩行を困難にしました。
でも、なんとか歩くことはできましたので、ゆっくり進みました。
驚くべきことに、裸足でサンダルで降りてくる人(かなり驚愕!)や、つるつる滑りながら普通のシューズで登っていく人がいました。色んな人がいますね~~
会話をした年配の男の人は「積雪0㎝ってネットに書いてあったのになぁ」って悔しそうに言っていました。でも遠くからきているのでせっかくだから登る、と。私たちも登らない選択はとても残念ではありましたが、ケガをするわけにはいかないし「またいつでも来れるよね」となり山頂までは諦めることにしました。
その分のんびりと周辺の景色を楽しむことにしたのです。
もうすぐそこに見える谷川岳。
クマザサの緑色が綺麗です。
お昼休憩♪
山師匠は一緒に行くときいつもおにぎりを握ってくれるんですよ
谷川岳バックにパチリ
朝日岳方面
リフト乗り場(降り場)まで到着しました。
天満宮で帰るまでの無事をお祈り。
ここからの下山ルート(ってほどではないですがね)もリフトには乗らず、ところどころ積雪のあるオープン前のスキー場のゲレンデを降りました。少々滑りましたが何とか転べずにロープウェイ乗り場にたどり着きました。
降りてきたゲレンデを振り返ったら、飛行機雲がとてもきれいでした。
最後はお約束のこれです
軽い疲労感のあとのご褒美ソフト、美味しかったです
諏訪狭の紅葉と谷川岳
ブログにお越しのみなさま、今年もお世話になりました。
来る新年も引き続きよろしくお願いいたします。
どなた様にとりましても、素晴らしい2018年となりますように。
ではまた