飼い犬のプチが天国へ行きました。
プチの正式名称は『プッチチビ』なんです。。え?!まさか?
ってピンと来た方、その通りです。『ミニモニ』と『プッチモニ』が流行ってましたね、
その頃。。。
ピンときた人いないか。。


庭の菊はまだつぼみ
 

プチを道端で拾ったのは17年前の12月のこと。
拾った時はまだまだ可愛らしい仔犬でした。
気付けば中型犬らしからぬ大きな犬になりました。
たぶん、シェパードの血が混ざってそうなちょっと黒っぽい毛で、
狩猟本能がとても強い犬でした。
どういうところかというと、散歩に連れていくと、草むらで何か動くものを
見つけるや否や、捕まえるまでそこを離れないのです。
女の子なんですけどね。


柿は食べごろまであと少し
 


 

一緒に山歩きをしたこともあったよね。
当たり前かもしれないけど、元気だったあの頃のプチは疲れ知らず。


 
 
 
プチは1年前くらいから、だんだんと歩行が困難になってきました。
ふらついてしまうので、一緒に散歩ができなくなりました。
そして、行き倒れのように地面にパタンと寝ていることが多くなりました。
それでも、食欲だけは衰えることなく、亡くなる前日もしっかり食べられていました。



 

だから、最期まで寝たきりにはなりませんでした。
だから、その日も、また寝ているんだろうなと思ったのです。
でも、動かないその姿に、ああ、その日が来たんだなと
現実を受け入れざるを得ませんでした。


 

 

 
 

奇しくも、父が亡くなったのと同じ月に、逝ったプチ。
火葬場では骨の立派なことに驚かれました。(ああ、父と同じ。。)
骨壺は大型犬用に変えてもらいました。

そして、父と同じお墓に納骨しました。
天国への道をゆっくり、ゆっくり、いつものペースで歩いて行ってね。
大好きだったよ、プチ。