ドイツのハーメルンというとても街並みが美しいところに行ってきました。
今回の研修旅行で訪れたほぼ唯一の有名観光地です。

まずは、小高い丘の上からの街の全景です。

 

手前にヴェーザー川という川が流れていますが、最終日にここの川下りツアーが
行われました。
 水門があって、水の高さが変わるんですよ。それについてはまた後日。。
引き続き、ハーメルンの全景を。


 



この街に限らず、ドイツの街並みは色彩や高さの統一感があって、
とても整然とした美しさがあります。
石や木やレンガなどの自然素材で古いけれど頑丈な建物が多いからでしょう。
もちろん、景観条例での規制がしっかりと根付いているのもその理由の
一つでしょう。



真ん中に見えている緑のとんがり屋根は教会です。
私のカメラ、デジカメなのに、こんなに遠くが奇麗に撮れて優れものです。
この時には、この愛用のカメラが壊れるなんて夢にも思ってませんでした。。

やってきました。ハーメルンの街です。

 
 

 ドイツのメルヘン街道は、フランクフルトの近くハーナウという都市から北ドイツの
ブレーメンまでを結ぶ約600㎞の観光街道です。
グリム童話で知られるグリム兄弟が生れたのがハーナウ。
ブレーメンといえば『ブレーメンの音楽隊』ですよね~。
じゃあ、ハーメルンは?みなさんご存知でしたか?
私は知りませんでした。でも、『ハーメルンの笛吹き男』このタイトルで
思い出しました。
 ドイツではズバリ『ネズミ捕り男』です。
下の写真は、ネズミ捕り男の家で、現在はレストランになっています。


 
 
   
この家の横の通りは、子供たちがネズミ捕り男に連れ去られた通りとのいわれ
から、舞楽禁制通りとして、踊りや音楽の演奏が禁止されているそうです。

 
 
 
そう、グリム童話は残酷で救いのないようなお話が多いのです。
『ネズミ捕り男』の話は現代まで教訓としてこの地に伝えられているのです。
詳しくはこちらのURLをご参考に。
 http://www.cosmos.zaq.jp/t_rex/works/works_7_g.html


さて、ネズミが売り(?)のこの街。
いかがでしょう?
こんなネズミがいっぱい地面に描かれています。


 

こちらはお店の看板ネズミです。
ネズミグッズもたくさん売られていましたよ。


 


1284年に子供連れ去り事件は実際に起こった話として伝えられています。
だから、この年を忘れないために刻まれているのです。
キレイなだけの石畳に見えますけど、教訓は重いですね。


 

こちらは、アイスクリームです。
かなりのボリュームがあります。
どんな味だと思いますか?
甘いだけで大味だとか想像しませんでしたか?
残念でした。全然違いますよ。すっごくすっごく美味しいんです 
甘いところと甘みの薄いところが程よく加減されていて美味しかったぁ~~ 
また食べたいな


 
  
 

ネズミ捕り男の銅像です。

 

この銅像の男はスリムですが、
地下道を歩いていたこの人は、恰幅が良かったですよ。

 
 
 
ここにもいました。


 
  


 
 

 
 
 
 
 


時間が許せば、ずっとのんびりブラブラと歩いていたい素敵な石畳の街でした。
さて、さきほどの教会に近づいてきましたよ。


  

 

時計台のあるマルクト教会は、中に入るとステンドグラスがとてもきれいでした。
中は写真撮れませんので、ご想像してみてくださいね。
コーヒーと美味しいお菓子をいただいちゃいました。

 
 
 この教会のある広場で、5月中旬から9月中旬まの毎週日曜日に野外劇が
行われています。なんと、この日は野外劇の最終日でした。
早めに観劇に良い席を確保している人の姿が見えますね。


 

劇の始まりのあいさつの前に、日本語での解説もされていました。
訛り等無くて、ネイティブの日本の方のようでした。
日本人の観光客、自分たちのツアー以外に見かけなかったけど。

劇の様子です。
後ろのほうからなので、背の高い人たちが写っちゃってますね


 
 

この青い服着た女の子は、耳の聞こえない女の子の役で、
ネズミ捕り男に連れ去られずに済んだのです。


 

ネズミの役は子供たちが行っていました。可愛らしかったですよ。

 
 

 地元の方々に愛されている野外劇が観られて良かったです。

おまけ映像
 

 
 
 
 


 

この小路は、向こうの路地へ抜けられるようになっています。
途中にトイレがあります。
雰囲気がとても良くて、思わず撮っちゃいました。
 
 わたしの初めてのドイツ旅行は、職場の研修旅行でしたが、このように観光も
できたしとても有意義で楽しいものとなりました。
続きは後日、お知らせしたいと思います。

明日から仕事再開です。
頑張るぞー 

ではまた