あじさい紫陽花の季節がそろそろ終わりそうなこの頃、

梅雨明け・盛夏の近いことを感じさせます。




先日のあじさい公園のお気に入り紫陽花ラブラブ





家の周辺にもまだまだきれいな紫陽花いっぱいです音譜


紫陽花の色の変化に見入ってしまいます。







ただの青じゃなくて、濃淡のある青。

何色ある?


ヒマラヤの青いケシ

夜明けのサフラン

パルテノン神殿の夜更け

星影の桔梗


ちょっとピンクがかったところもありますよね?


ヘリオトロープの香り

桃源郷


色をただの色ではなく素敵な言葉で表現できたなら、

紫陽花の持つ奥深さが少し伝わるかも。


この表現は、野村順一著 『わたしの好きな色 500』 (文集文庫)より

抜粋させていただきました。


色彩の持つ心理的意味や詩的なメッセージに興味ある方には

ぜひ、おすすめです。





         


雨に似合う紫陽花。

雨粒が葉に乗ったのを撮ってみました。

葉に写る影からは夏の日差しを感じます。







こんな変わった紅の紫陽花も、ひっそりと咲いていましたよ。



        



      ウサギ          ウサギ           ウサギ   



次は今回のブログのタイトル通り『スピリチュアル・ケア』というものに

ついて、述べたいと思います。

最近、ブログ友さんのもこみさんが『パストラル・ケア』について、

何度も研修を受けられたその様子を実に分かりやすくブログアップして

くれています。

私自身、もこみさんのブログから影響を受けて、

精神的・心理的・宗教的な人の心を癒すコミュニケーション法などを

漠然と意識するようになってきました。


そんな矢先、先日参加した研修。

研修名は『つながる看護~緩和ケアにおける連携~』


国の政策により、医療費削減のため患者さんは早期に病院から

在宅へ戻れるようにシステム構築がされつつあります。

今回の研修もそのようなシステムの話がメインなのかなと

あまり期待せずに参加したわけです。


そしたら、 ”死と向き合う患者の苦悩への向きあい方” が

重要なテーマであることがわかり、泣いたり(時に笑ったり)

何度も何度もうなずいたりした研修でした。


癌だけでなく、人は不治の病に侵されることがあります。

その病を知った患者はその瞬間死と向き合うことになります。

それ以上の治療が望めないとなった時には、

更なる苦悩が襲います。


彼らの抱える苦しみにいったいどれだけ寄り添えるのでしょう。


そして、その寄り添い方はどうあるべき?


優秀な医師や看護師も時に、患者に誤った言葉をあびせることが

あります。

あるいは正しいことかもしれないけど、その人の心に届かない

そういう言葉をあびせてしまうかもしれません。


コミュニケーションの難しさを改めて学ぶ機会となりました。


研修の内容の詳細はまた、いずれかの機会に紹介できればと、

思っています。

今思う私自身への課題は、『スピリチュアル・ケア』を学ぶことから

始まる気がしています。



       あじさい          あじさい          あじさい



この有意義だった研修を受ける少し前の出来事です。


こんなことがありました。

あるピグ友さんに久しぶりに会いました。

その方は手の手術を受けてまだ傷の癒えない状態の方でした。


わたしの第一声「傷の痛みはどうですか?」     

          「傷の周りは赤くなってませんか?」


どう思います?

この質問。


後になって顔が赤らむ思いをしました。

疼痛コントロールも感染の兆候の有無も全て、優秀なスタッフが

管理していることです。

なんで私ごときがそんなことを聞く必要があったでしょうか。


その人の抱える苦悩・心の叫び(無かったらごめんなさい)に、

なぜ耳を傾けようとしなかったのか。


研修で、緩和ケアに携わる医師が言っています。

「聴くのは症状ではなく、その人の苦しみだ」と。



     クローバー            クローバー             クローバー

 


私がピグを始めたきっかけは、あるアメブロの読者登録でした。


今ではブログやお庭や島以外にも、出会った人たちとの交流が

楽しみの一つとなっています。


今度、どこかで出会ったら、

少し成長した私をみなさんにお見せできたらと思う次第です。






ラベンダーの香りにわたしが癒されるように、

出会えた人たちの心も癒せたなら。。。