ことわざに
「人の噂も四十九日」
というものがある。
49日というのは、仏教で言うあの世に行くまでの
準備期間。この世で負った罪を浄化し
あっちにいくための期間だ。
噂と言うのはすぐに広まる。あることないこと
人は口にしてその人のことを勝手に想像して軽蔑、避難して
しまうのだがそれにいちいち対応していたのでは
さらに傷口を広げてしまう。
人のうわさは49日黙って見ていなさい。
そのうち消えてなくなるから。
また、49日は耐えなさい。という教えであると同時に、
人は「しばらくすれば忘れるもの」
ということを覚えておくとよいのでしょう。
また、反対にどんなに素晴らしい功績を残したり
名声を手にしても持続しなければすぐに忘れ去られる
というのも、また人間なのです。
時間軸というものはすべてを空にしてゆく力が
あることも忘れてはならない。