生誕のフアザードの反対側の出口から出ます。
こちら側が『受難のフアザード』と呼ばれています。
イエスの衣服をかけてサイコロ遊びをする兵士と馬に乗った兵士ロンギヌスの彫刻。イエスがゴルゴタの丘で磔になった際、脇腹に槍を突き刺したとされる人物です。
「福音の扉」の前には、鞭打ち刑を受けるイエスの彫刻が立っていました。本当にこちら側は辛い。
『受難のファサード』の彫刻は、スペイン人彫刻家のジョゼップ・マリア・スビラックス氏が手掛けたもの。生誕のファサードは柔らかい曲線が多いデザインでしたが、受難のファサードは硬い直線的なデザインとなっています。生誕のファサードにはとても細かい装飾がされていましたが、こちらには装飾が一切なく、対照的な雰囲気です。
生誕のファサードはキリストの誕生という喜びを表現していたのに対し、受難のファサードはキリストが受けた苦難という悲しみを表現しています。ガイドさんに説明を受けると悲しくなります
正面上段に死んだキリストの彫刻。傍らには、ヨハネに慰められる聖母マリアとマグダラのマリアがいます。キリストの足元にある頭蓋骨は死を意味しています。
十字架を背負ってゴルゴタの丘へと歩くイエスに、汗を拭くようベールを差し出したところの彫刻。
向かって右側のフアザード
布に包まれたイエスを埋葬するヨセフとニコデモ、その様子を見つめる聖母マリアの彫刻。
下は倒れたイエスのそばで聖母マリア、クレオファスのマリア、マグダラのマリアが嘆き悲しむ彫刻です。
イエスが捕らえられた後、弟子ペテロがイエスなど知らないと護身のためにイエスを否定するシーン。ペテロの後ろには、3回否定したことを表す3人の女性と、イエスの予言「鶏が鳴くまでにあなたは私のことを3度知らないと言う」を表す鶏の彫刻があります。
左側のフアザードは
裏切者の弟子ユダがイエスに接吻をし、兵士たちに合図を送っている所だそう。
左側の16個の数字が描かれた暗号のようなパネル。4つの数字を足し算すると、縦、横、斜めいずれの組み合わせでも結果は必ずイエスの死んだ年齢「33」になります。
屋根の上にもイエスがいます。
ガイドさんはこちらのフアザードの説明もしないといけないので急いでいたのですね。
それから、トイレ休憩を含めて10分のフリータイム。急いでトイレに行きます💨
この時期なのにフレンチラベンダーやローズマリーが咲いてました。
あーやっぱり素敵だ
光が緑から赤に流れてます。
偶然撮れていた写真から、赤のマルコの獅子と緑のルカで牛が分かりますか?
(主祭壇の手前にある柱上部の節目には、生き物の絵と文字が描かれています。これは四つの福音書を書いた4人のエヴァンゲリストの印。赤はマルコで獅子、緑はルカで牛、青はヨハネで鷲、黄はマタイで天使がそれぞれ描かれています。)
次は絶対に上に登りたい‼️
それに代表的な観光地グエル公園に行ってないんですよ。今回はフリータイムに行ければと下調べしたのに最後がサクラダファミリアという順番で計画は崩れてしまったけど、バルセロナは見所いっぱいなので、フリーで6万円ほどでバルセロナツアーがあるので、個人で周ればいいかなって思います。