日曜日から始まった江口洋介さん主演のドラマ『dinner』を見ました。
主に厨房での料理を作るシーンが多く、そこで働くシェフ達の奮闘ぶりがリアルでワクワクします音譜

著名人にも人気のイタリアンレストランが舞台で、冒頭でオーナーシェフが病に倒れます。
そこから徐々にお客が来なくなり、江口洋介演じる敏腕シェフに助けを求める。

という展開になる様子。

終盤に、江口さんがこっそりとお客としてお店の料理を食べに来るシーンがあるのですが、味に違和感を覚えた彼が最後にこんなセリフを残して店を後にします。

『料理は愛情なんかじゃないんだ!
そもそも、愛情ってどんな味がするんだ?
美味しさは、食材と塩加減で決まる。
それがなされなくなったこの店は必ずつぶれるぞ。』

お肉にチーズをのせてソテーした料理をだしたのですが、モッツァレラチーズを切らしてしまい、他のチーズで代用したのです。
そこまでは良かったのですが、料理長はモッツァレラよりも塩気の多い代用品を使ったにも関わらず、下味やソースの塩加減をいつも通りの分量で作ってしまっていたのです。
それを見抜いた江口さんが渇を入れるという場面なのですが…

そこで、私も毎日給食を作っている身としてはっとさせられたのです!!

はじめ、江口さんの発した言葉に反感を覚えたものの、いや待てよ。
確かに料理長は愛情を込めたと言っておきながら、実際にそれを食した人に塩辛い物を食べさせ不愉快な思いをさせたわけです。
それは愛情を欠いていることと同じ。
美味しさは、食材と塩加減と言い切った江口さんですがよくよく考えてみれば、新鮮で安全な食材選びをして、食べる人の立場になって塩加減をする…

江口さん!
それこそ愛情ですがな!!

と、私は手を叩きましたグッド!

まさに、これが愛情と言う名の隠し味ですラブラブ
押し付けの愛情ではなく、もっとシンプルなこと。
食材選びは本当に大事だと思います。
そしてもちろん味付けも。

小さい子どもたちへの料理提供もその基本は変わりません。
そして、ご家庭でも。

今後の展開が楽しみなドラマだなぁ~
と日曜の夜が待ち遠しいですドキドキ

手の込んだものだからいい料理か?
見た目が素晴らしいからいい料理か?

作り手がいかに相手を想って作ったか。
心を込めたか。
それこそが綺麗事の『愛情』ではなく本当の『美味しさ』なんだと思いますナイフとフォーク





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