気がついたらすっかり春。

1月は行く、2月は逃げる、3月は去るとはよく言ったものだ。

本当にその通りに過ぎてしまった2023年(苦笑)

3月はたくさん春を感じに行けたので良かった。

 

坂本龍一さんが亡くなられた。

1月に高橋幸宏さんが亡くなられて、YMOは細野さんだけに

なってしまった。

 

坂本さんとYMOの音楽は私の中の要所要所で心に残っている。

最初の出会いは、小学生の時にライディーン。

なんてかっこいい曲なんだろうと。

子どもだった私にキラキラした未来を感じさせてくれた。

 

戦メリ、戦場のメリークリスマス

中学2年の時、初めて一人で見た映画

大学時代に見た、シェルタリングスカイ

社会人になって清志郎さんとのいけないルージュマジック

1999年のウラBTTA

2010年の大貫妙子さんとのUTAU

まだまだたくさんあるけれど、これらの曲は私にとっての節目。

 

心の奥底にある何かをあぶりだしてくれる。

なので、決して心地よい音楽というわけではない。

その時々に、心の底にある塊に感情の流れというストーリーを与えてくれる。

心の奥底をえぐられるようなどうしようないやるせなさ、いきどおり、怒り、恐れ、悲しみ、、、

そのあふれゆくマグマのようなものを浮かび上がらせる。

そして、最後に静寂という安らぎを与えてくれる。

 

特にシェルタリングスカイ、これは未だに私のザワザワさせる。

何かから逃げ出したくなるような揺らぎをもたらす。

映画も大好きでビデオもサントラも買った。

映像と音楽だけで、役者がセリフを言わなくとも映画を感じとれるような。。。

初めて映画館で見た時にそんな感覚を受けた。

 




合掌。

あなたと同じ時代に生きられたことに感謝。