表参道から銀座へ
時間潰し①は銀座三越です。
久しぶりに上階や新館にも行ってみたり
地下でパンやスウィーツやら
たくさん見て目の保養
骨董通りのデュヌデルテでパンは買ったし
甘いものは今日は
歌舞伎座で買うつもりです、
歌舞伎座にやって来ました。
前回は3/18に一部二部を。
まだまだ記憶に新しいところです
今夜の演目はこちら
「ぢいさんばあさん」
昨12月の勘九郎の美濃部伊織、菊之助のるん
そちらは観ていないので今日が初見
森鴎外の原作も読んでいません。
「お祭り」はたぶん~TVで観ているかな?
開演時間まで毎度の如く
木挽町広場でぶらぶら~の時間潰し②
さて、漸く時間になりました
今日は早めに三階に行って
前回たまたまお休みで買えなかった
「めでたい焼き」予約しましょう。
3個入り900円を購入
幕間に覗いてみたら~「終了」してました。
開場時にしか買えないのですね。
知らなかったけど~よかったぁ!
今回は二等席です。
たぶんこれが最後…
これからは3階席狙い。
でも、やっぱり~近いっていい‼︎
と、喜んだのも束の間…
視界が悪くなってしまい(運わる)
真正面が見えなくて
そんなで最初のうちはもったいなくも
舞台に集中出来ず、
お話も知らないから~
まあ仲良し夫婦が不幸にも別れ別れになって
37年後に再会して
またまた2人で幸せになるんだろうな⁈
夫婦愛のお話ね~
そんなふうに軽くイメージしていたのですが
歌六演じる同僚だか先輩?下嶋甚右衛門
性根腐ったようなネチネチした嫌な男
凄くリアルで…
ああ~今も昔も変わらないわ
こんなことで人生狂わされてしまうなんて
理不尽だけど~起こってしまうんだよね
身につまされる思いから、一気に集中…
歌六さん上手い。
橋之助千之助の伊織の甥夫婦もい。
なんとも清々しく
可愛らしくて素敵です。
そして~
仁左衛門の美濃部伊織
玉三郎の伊織妻るん
観ているうちに~涙腺が緩み
マスクに助けられました。
37年間引き裂かれ送った人生にはそれぞれ
辛く悲しく苦しかったこと沢山あったろうに
よかったことだけを語るふたり。
失われた時間も何もかも
帰ってくることはないのだから…
語る言葉より言葉にしないことの重み
嬉しく悲しく~優しい夫婦の情愛が
まったくわざとらしくなく自然に
ヒシヒシと伝わってきます。
仁左衛門さん玉三郎さんの
渾身のパフォーマンスに
心を揺さぶられてしまいました。
素晴らし過ぎる
音はお琴の音色だけ
花道使用なし
シンプルで様式美のない
こんな演目もあるのですね。
幕間30分の後に「お祭り」
此方は一変賑々しく華やかに
玉三郎の芸者に
福之助歌之助の若衆が絡みます。
玉三郎さん艶やか
橋之助さん含め成駒屋三兄弟さん
いいではないですか
空席もったいない~
たくさんの方に観て頂きたいですね!
さて~
めでたい焼き
早速一尾食べてみました。
餡子の甘さ控えめ
皮はパリっと中はしっとり
紅白のお餅入りだから
かなりヴォリュームありますね。
(歌舞伎座HPより)
また買っちゃいそう