焼き物ツアー二日目のお昼は有田へ移動して、有田焼の器を使った和食のお店でランチラブ

 

 

ギャラリーが併設されていて、アンティークの食器が販売されていました。

5月という季節もあって、こちら↓を購入してしまいました。

裏には”源六製”とあり、明治の頃のお皿だそうです。

お皿は買ってくるなよえー・・・という夫の言葉が脳裏をよぎりましたが

我慢できず笑い泣き

 

有田焼といえば、柿右衛門。。。

マイセンでも模倣品が作られるほど広く知れ渡る柿右衛門様式。

前回は敷居が高くて行けませんでしたが、今回はツアーなので見るだけでも堂々とお邪魔しましたてへぺろ

 

柿右衛門さんのお宅の柿の木↓。

柿右衛門の赤色はこの柿から着想を得たという言い伝えがあるそうです。

 

泉山磁石場↓も行きました。

朝鮮から連れて来られた方(李参平)が陶磁器の原料である陶石を発見した場所。

この陶石の発見で白い有田の陶磁器は大量生産に成功したということなので、李参平さんは有田で陶祖として祀られています。

また、一度は窯業から身を引いた李参平さんの子孫ですが、近年、直系の方が再興し、再び有田焼を生み出していると聞いてびっくりびっくり

 

三川内、大川内山、有田と巡ってみて、どこも朝鮮から連れて来られた陶工の足跡が色濃く残っていました。

そして、町では尊い存在として崇められている様子から、もしかして日本では大切にされていたのかな・・・という感じも。

そうであってほしいと思います。

日本が誇るべき陶磁器産業ですが、朝鮮の方による技術と努力があってこそ、というのを再認識しました。

 

こちらは↓前回、有田の九州陶磁器文化館で買った柿右衛門風のカードスタンドに、観光協会でいただいたポストカードを立ててみました。