お客様企業のベストスコア更新に寄り添う「経営キャディ」の猪子です。
初めてのエピソード投稿は、やはりゴルフネタを書きます。

私のゴルフへの入門は、高校1年生のときのゴルフ部への入部でした。
父親のお下がりのマルマンのメタルドライバーと、mizunoのパーシモン5番ウッドが相棒でした。
入門はしたものの、友人の誘いで入部という動機薄弱であったのに加え、当時は「ゴルフなんておっさんのやるもの」とか「ひ弱な金持ちボンボンの嗜み」という偏見が昨今よりも強かったように思え、高校生の分際でゴルフをやっている自分を何だか少し恥ずかしく思ったり、かといって初めて100切りしたときや84という当時の自己ベストを出したときにはとてつもないガッツポーズしたりと、少年期特有の自己矛盾を抱えていたように記憶しています。

 

とはいえ、高校生男子として持て余すエネルギーや煩悩は凄まじく、とにかくもっとモテそうなことや楽しく堕落していく方向へのフルスイングとアプローチにも勤しんでいたため、ゴルフの一打一打への集中力などは持ち合わせていなかったことに今更ながら少し後悔しています。今でこそ、仕事上のラウンドやコンペの際に「元ゴルフ部です!」とカマしているのですが、実際のところはとんでもない不良ゴルファーだったわけです。

ゴルフとの出会いから時は流れ、いつしか自身で事業を営むようになり、お客様企業に対して経営の助言する機会をいただくことができるようになりました。

他方、現在おくればせなら本気でゴルフにも情熱を注いでおりますが、そこには事業を行っていく上でのヒント(楽しさや難しさ、そして怖さとの向き合い方)があるように思えてなりません。

事業経営に転用できうるゴルフからの知見ということで、次回投稿は「経営キャディのOB論」を語る予定です。