第13話

ハナは大きな木組みの家のドアを開け…赤いカーペットが敷いてある豪華な階段を駆け上がると、キララの姿を目撃した部屋へドタバタと一目散に走っていきました!
「たしか…左から2番目の玄関側の窓辺にキララは座っていたわ!」
空飛ぶ猫はキララとハナの再開を邪魔しないように家の前に座り様子を伺っていました!
すると…突然! ハナの嬉しそうな叫び声が聞こえたのです!
「キララちゃん! やっと会えた! もう私の元から離れないで!」

しかし…ハナの様子が変なのです!
「ひょっとしてキララちゃん死んでる?」
空飛ぶ猫はハナのことが心配になり家の中へ飛び込みました!
「どうしたでやんすか? ハナちゃん大丈夫?」
「キララは生きているけど…何も言わない! ビクともしないの! 空飛ぶ猫さん、どうしたらいいの?」
「そうでやんすね…キララちゃんの他に誰もいないでやんすか? ソラちゃんは?」
空飛ぶ猫が、そう言い終えた時にキララがパチッと目を覚ましたのです!

「ハナちゃん! 紫! コイツはキララちゃんではないでやんすよ!」
キララの服の色がいきなり紫色に変わったのです!

「私はキララよ! ハナちゃんなら信じてくれるでしょ?」
紫色のキララはハナの手から擦り抜けてスーッと立ち上がると、窓辺の椅子に座りカボチャを頭に乗せました!
不思議な行動をとる紫色のキララをハナと空飛ぶ猫は何も言わず、ジーッと見つめるばかりでした!
次へ続く〜お楽しみに〜

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