大変です! ここは物語の撮影現場です! みんなが騒いでいます!
黄色い熊になったアン王女とカカシになったジャック王子に出演中のペロリーナちゃんが突然、美しく変身したらしいのです。物語の中でダイエットをするシーンがあったらしいのですが…ひゃっ! たった今、美しく変身したペロリーナちゃんを見ました! 洗練された美しさです! 皆さんも、この春、身も心も変身されてみては如何ですか?
(私もオシャレがしたくなりました。えーと、ドレスは、これにして…あれっ、ビーズのバッグ何処へいったのかな?)
さて、物語の続きです。第5話
「へい! 君達、仲間ってどういうこと?」
草むらから野ネズミが飛び出してきて草のステージに立ちました。
「ペロリーナちゃん、さっきの変な野ネズミさんが、一人で叫んでいますよ」
(き、君ね、僕は、ここでサイン会をやるんだよ)
「まだ野ネズミ君のファンは、来てないみたいですね」「クーッ!」「アンちゃん、私達、サイン会の邪魔になるからさ、公園で秘密の話でもしよう」「そうしましょう、そうしましょう」
(ひ、秘密の話しなんてチョー楽しそう…僕も行ってもいいかなぁ? なんて…)
「そうですね、一人でも多い方が早く見つかるかもしれませんから野ネズミ君も仲間になってください」「じゃぁ、サイン会、終わったら公園に来て! アンちゃんと待ってるから」「えっ、ホント? 行く、行く!」
(魔法の森の午後3時)
公園に野ネズミが急ぎ足でやってきました。
(遅くなってゴメン! ファンからラブレターをもらっちゃってさ…シイタケに野ネズミ君、大好きって書いてあるだろ)
アンがシイタケに触りました。「はぁ? このシイタケも堅くなってますよ、字も薄くて読めない…これも去年のシイタケ?」「クーッ! 傷付く! 傷付く! もう、やぁーめた! 僕、チョー有名な野ネズミ、やめる!」
(野ネズミは、一気にシイタケ、ラブレターをバリバリ食べて飲み込みました)
「ホントに、いいの? 普通の野ネズミになってもいいの?」ペロリーナが、ちょっぴり寂しげな顔をした野ネズミにペロペロキャンディを渡しました。「キャンディ、ナメてもいいよ」
(仲間が増えましたねパチパチパチ…アンが手を叩きました)
「スゴク甘いキャンディだね、いつもナメてるからペロリーナちゃん太ってるんだね」と…野ネズミがキャンディをペロリーナに返した、その時! ペロリーナの頬の渦巻きが真っ赤になりました!
(クーッ! ペロリーナ、絶対に美しくなってやる!)
「ペロリーナちゃん、木の上で真っ赤になって何を考えてるんですか?」「ペロリーナ、ダイエットしてくる! 15分後に森の入り口で待ってて! 秘密の話は、後でね」
(ペロリーナは、自分の家へ向かって走っていきました)
「あーあ、早く秘密の話、聞きたい…」「15分でダイエットなんて…無理ですよ」
続く ~お楽しみに~
★外見という意味は、《うわべ、みかけ》などですよね。大切なのは、やはり内面から美しくですね。頑張りましょう!