なぜ長万部まで?
- 支笏湖・洞爺湖や昭和新山・有珠山も何度も訪れてるし
- ニセコ・ルスツ周辺も何度も通ってるし泊まったし
ということで、少し足を延ばして長万部へ。
長万部へ来た理由は、
- 8月上旬に長万部の神社の敷地内山林から巨大な水柱が轟音とともに噴き上ったというニュースを見た
- 噴き上る水柱の轟音に近隣の住民が困っている
- 町は水質検査やガス検査と水柱対策を検討中とのこと
- その水柱を一目見ようと観光客が訪れ周辺の路上が混雑
ということで、
私も対策されて水柱が塞がれる前に一目見ようとミーハー的な感覚で長万部へ(笑)
ただ、住民の方に迷惑をかけないようネットで駐車場を調べ、
7~800m離れたファミリースポーツセンター駐車場を町が開放してると知り、私はそこへ駐車して歩いて神社へ。
道中は強い雨でしたが、長万部はまだ降っておらず路面も乾いていました。
ところが、歩いて神社へ向かう頃になり雨が降り始めました。
前を歩くカップルも観光客です(笑)
平日ですが20人以上は訪れていました。
神社の左方向の山林を眺めると、遠くに水柱の先っぽが少し見えます。
雨模様で空が鉛色なのでわかり辛いですが、離れていても噴き上がる水の音が聞こえます。
ほんの数100mですが、たどり着くまでに大雨になりました。
傘を差していても膝から下や肩がビショ濡れです。
飯生神社というそうです。
この石段は登らず左側の道を山林方向へ。
山林に入る手前に立入禁止⛔のロープが張られ、すぐ近くまで近づくことは不可能です。
なのでロープ付近から。
動画
青空なら木々の上に噴き上ってるのも見えるのですが、この空の色では上部が見えません。
吹き出し口辺りをズーム
動画
降り注いでいるのは噴き上げられた水ではなく雨です。
もう少し道を進み別の角度から。
ズーム
動画
この音が24時間、深夜も響き渡ってると思うと住民の方も眠れませんね。
噴き出し口が筒のように見えます。
この辺りには何本も地下を掘削した穴があるそうで、ある日突然そのひとつから水が噴き上ったらしいです。
ベストシポジションにはローカル民放局の取材者とカメラが。
画面に映ったりインタビューされたりしたらイヤだなと、なるべくカメラに映らない場所に位置取ったり避けて歩いたので、全体がうまくわかるベストショットは撮れませんでした(笑)
この水柱、私が訪れた日の朝、積丹のお宿で見たニュースによると、水質等の分析の結果、
- 噴き出している水はナトリウムやマンガンなどの温泉成分を含む『低温泉水』
- 水温は21.5℃
- 有毒なガスや可燃性のガスは噴出していない
とのことでした。
長万部町によると温泉としての利用は難しいとのことなので、
水の処理方法と防音対策、それとナトリウムなど塩害対策が必要になりますね。
その後、水柱を見せてくれたお礼に飯生神社へも参拝させていただきました。
水柱を見た後の予定は何も考えてないので、長万部から今夜のお宿へ向かうだけなのですが、このときまだ12時過ぎでお宿へ向かうにはまだまだ早い時間。
少し考えて、以前、訪れたことがあるお土産物屋さんへ向かうことに。