今週も引き続き3場開催となりますが、すでに開幕している函館と
福島、小倉での開催となります。
本格的な夏競馬が始まる、と感じるファンも多いと思います。
障害戦は福島と小倉での開催。
今週は土日に未勝利戦が1鞍ずつで、どちらも小倉での施行です。
・6月28日(土)小倉1レース 芝2860m 発走10:00
(美浦)
スピードパンサー
→110秒0 6/12・坂口【ダ/短】
(栗東)
サンライズウェーヴ
→104秒4 6/5・難波【ダ/長】
カレンマックナイト
→99秒2 6/19・黒岩【ダ/中】
夏の小倉のオープニングレースは12頭立ての障害未勝利戦。
初障害馬は、関東馬1頭、関西馬2頭の予定です。
スピードパンサーは坂口智康騎手で障害試験を合格。
馬は彼が所属するしている尾形和幸調教師の管理馬です。
その坂口騎手は今年2勝。未勝利戦をザスリーサーティ。
OP平場戦をドゥラモンドで勝っていますが、奇しくもどちらも
6番人気の馬。初障害のスピードパンサーがどの程度の評価か
まだわかりませんが、6番人気だと気にしておきたいです。
サンライズウェーヴは栗東の石坂公一厩舎に所属。
平地は12戦2勝ですが、その2勝は阪神のダート2000m戦でした。
2019年に開業して以来、障害戦での勝ち星は1つだけ。
2020年2月のナイトジュレップが最初で最後の障害戦の勝ち星です。
カレンマックナイトは2021年11月の芝のマイルの新馬戦を
9番人気で快勝しました。
1勝クラスはダート1800mで勝ち上がりましたが
近走は芝でもダートでも着順が大きくなり入障となります。
障害試験は2回目で合格。
初めての試験は104秒8で、外斜飛、踏切不安定とされました。
試験もレースも、黒岩悠騎手が騎乗する予定です。
・6月29日(日)小倉1レース 芝2860m 発走10:00
(美浦)
カイコウ
→114秒5 6/12・五十嵐【ダ/中】
ジュリアスローズ
→118秒4 6/12・大江原【ダ/-】
(栗東)
シュガーコルト
→100秒9 5/22・高田【ダ/中】
オーロイプラータ
→103秒7 6/5・小野寺【ダ/長】
カイコウは2023年に門別競馬場でデビュー。
その後、2歳時にJRAの田島俊明厩舎に移籍しました。
父はジャパンカップの勝ち馬、スクリーンヒーロー。
かつてはトラストが障害OPまで進みましたが、それ以降は
障害戦を複数回、勝利した馬は出ていません。
ジュリアスローズは栗東の新谷功一厩舎からデビューしましたが
今年になって美浦の粕谷昌央厩舎に移籍しています。
移籍後、平地を1戦使っての入障となります。
粕谷調教師と、江田勇亮騎手のコンビは
先日の東京ジャンプステークスでもデシマルサーガがありました。
2024年12月の障害未勝利戦で、シュハリが3着となったのが
目立つ程度。今回はどんな結果になるでしょうか。
2024年に開業した宮地貴稔調教師。
これまで障害戦では2勝を挙げていますが
ミヤジシャルマンの未勝利戦とOP平場戦です。
高田潤騎手との繋がりが強く、ミヤジシャルマンも初障害戦から2着でしたが
馬を作ったのは高田騎手でした。
今回のシュガーコルトも高田騎手で試験も合格、レースも騎乗予定です。
オーロイプラータは平地で4勝。ダートで勝ち上がりOPまでいきました。
OPクラスでは2023年のカノープスステークスの3着が最高着順でした。
父はリアルインパクト。産駒は障害戦を走っている回数が少なく
通算成績で1-1-1-17と、トータルで20走しかありません。
勝ち星を挙げたのはトライフォーリアルの1頭のみとなっています。