暦は5月入り、大型連休の真っ最中という方もおられるかと思います。
中央競馬は、春の天皇賞が4日に行われますし、地方競馬もこの時期は
大きいレースが組まれています。
馬券を当てて、良い連休にしたいです。
今週から障害戦は新潟での集中開催。
また、暑熱対策で1レースに組まれる日もあります。
《早起きは三文の徳》となるようにしたいです。
・5月3日(土)新潟1レース 芝2890m 発走09:50
(美浦)
ディープグラビティ
→113秒3 2/5・大江原【ダ/中】
フォルガイル
→112秒3 3/26・水沼【芝/-】
ブルースピリット
→117秒0 3/26・草野【芝/短】
(栗東)
テトラード
→106秒5 1/9・小野寺【ダ/-】
ドライグ
→105秒7 4/17・難波【ダ/短】
土曜日は1レースに未勝利戦、4レースがOP平場戦。
初障害馬は東西合わせて5頭となります。
ディープグラビティを管理する矢嶋大樹調教師。
2024年3月に開業し、これまで障害戦には2頭で4戦使いましたが
まだ勝ち星はありません。
ヨドノマックスとフォーディアライフが障害戦を走りましたが
どちらも他厩舎からの転厩馬でした。
今回のディープグラビティも菊沢隆徳厩舎からの移籍馬です。
フォルガイルは格上挑戦も含めて、平地で10戦しての入障となります。
父レイデオロは今週の天皇賞・春に有力馬サンライズアースを
送り込みますが、障害戦ではまだ産駒に勝ちはありません。
スズノレイライン、マグナレガリアに続いて、産駒としては3頭目の
入障馬となります、どんな走りをするでしょうか。
先日の中山グランドジャンプを制した、岩戸孝樹調教師と草野太郎騎手。
そのコンビで、ブルースピリットが初障害戦を迎えます。
もともとは関西の中内田充正厩舎からデビュー。
3勝を挙げましたが2023年に岩戸厩舎に転厩しました。
転厩後も3勝クラスで2着に入るなど好走もありました。
草野騎手は昨年10月に、パーリーブラックで新潟コースで勝ち鞍があります。
2018年のドバイゴールデンシャヒーンを勝ったマインドユアビスケッツ。
初年度からデルマソトガケがダートで活躍、芝の重賞勝ち馬ホウオウビスケッツも
輩出していますが、まだ障害戦ではこちらも勝利がありません。
昨年10月のディープマインドの3着が最高着順となっています。
大根田裕之厩舎所属のドライグは平地で16戦1勝。
デビュー2戦目、中京のダート1400mでの勝利が平地唯一の勝利となっています。
管理する大根田調教師は、2002年にマグマライフで阪神スプリングジャンプを
勝利していますが、障害戦の直近の勝利は2020年2月のタガノグルナが
最後となっています。ユーカリグニーやオバケノキンタ、
今年もトモジャオッシュを入障させていますが、苦戦が続いています。
・5月4日(日)新潟4レース 芝2890m 発走11:15
(美浦)
レッドランメルト
→112秒9 4/2・上野【芝/中】
ロードプレイヤー
→112秒5 4/9・坂口【芝/中】
ジーティーオウジャ
→114秒5 4/16・水沼【芝/-】
ビヨンドザタイム
→118秒3 4/16・土田【芝/マ】
(栗東)
ミルトハンター
→98秒5 4/10・小牧加【ダ/短】
東京ホースレーシングで1口17万円で募集をされた、レッドランメルト。
1勝クラスから3勝クラスまで一気に3連勝しオープン入りをしましたが
その後は勝ち星を積み上げることができず、障害入りとなります。
管理する国枝栄調教師は2023年にサクセッションで障害重賞も勝利しています。
厩舎の直近の障害戦の勝ち馬シャンドゥレール、ガンダルフは伴啓太騎手との
コンビでしたが、今回は試験でも騎乗した上野翔騎手が騎乗する予定です。
ロードプレイヤーは平地で15戦2勝、2着2回という成績。
勝ち鞍はどちらも芝の1800mでした。
父のグレーターロンドンは重賞勝ちこそ2018年の中京記念のみでしたが
ロンドンプランが小倉2歳ステークスを勝利しています。
障害戦を走っているこの父の産駒はサンマルグレイト、1頭だけです。
サンマルグレイトは障害7戦目で未勝利を勝ち上がっています。
ジーティーオウジャは2023年12月に、美浦・大竹正博厩舎からデビューしましたが
2024年に現在の石栗龍彦厩舎に移籍をしています。石栗厩舎は障害戦には積極的で
ゴールドルパン、コルドゥーンやテイエムナイスラン、ナムラドーギーを
入障させています。
水沼元輝騎手が障害試験から騎乗しており、レースでも騎乗予定です。
石栗厩舎の馬に水沼騎手が乗って勝ったことはありますが
2023年6月、函館競馬場での平地(ダート1000m戦)でした。
障害戦でもコンビは組んだことがありますが、エバーサニーハート、
ジーティージンに続いて、今回が3頭目となります。
父は皐月賞馬ダイワメジャー、母はオークス馬ウメノファイバーという血統の
ビヨンドザタイム。2021年10月の芝マイルの2歳未勝利を同着で勝ち上がりましたが
その後は1勝クラスで2着が1回あるだけでした。
デビュー時は金成貴史厩舎でしたが、2024年に現在の上原博之厩舎に移籍。
上原博之厩舎の馬に土田真翔騎手が騎乗するのは、障害戦では初めて。
これまでは平地で5回騎乗していましたが、馬券圏内には来ていません。
ミルトハンターの母はイナズマアマリリス。
2008年に道営でデビューし、中央競馬でも好走したことで、その秋にJRAに転入。
移籍初戦のファンタジーステークスを勝ちました。
現役の最後の2走は障害戦に出走。勝利は挙げられませんでしたが小倉で2戦、
7着・8着という結果でした。
イナズマアマリリスは繁殖入りして、4頭目に誕生したカモンスプリングも入障。
こちらも障害戦では勝てませんでした。そのカモンスプリングの
全弟がミルトハンターです。母と兄が勝てなかった障害戦での勝利を目指します。