日曜日に3歳牝馬クラシックの一冠目、桜花賞が行われました。
雨降る中での桜花賞となりましたが、勝ったのはモレイラ騎手騎乗の
エンブロイダリーで、モレイラ騎手は桜花賞連覇。
高松宮記念に続いてのG1勝利はお見事でした。

障害戦は土日とも中山で実施。
土曜日のOP平場戦はミヤジシャルマンが勝ちました。
J・G1の直前のOP平場戦ということで、メンバーのレベルは
少し落ちるものでしたが、勝ちっぷりは良かったので今後も期待です。

こちらの当Blogでは、日曜日の未勝利戦を振り返ります。


・4月13日(日)中山4レース ダ2880m
(美浦)
カイザーブリッツ
→8人気/10着
ジッピーレーサー
→10人気/13着
(栗東)
ワンダージュノ
→13人気/11着
スタボーンイメル
→11人気/12着

勝ちタイム:3分13秒0(雨・芝:良/ダート:良)

初障害馬で上位に来た馬は居ませんでした。

勝ったのは障害3戦目のシホノスペランツァ。
3歳時は菊花賞に出走してアスクビクターモアの5着という
戦績も残している馬でした。
中村将之騎手から今回は高田潤騎手に乗り替わっての勝利。
高田騎手は土曜日のミヤジシャルマンに続いて
土日で連勝でした。

5番人気のヒルズカーンが2着でした。
最初の障害飛越はタイミングが合いませんでしたが
何とか折り合って追走。最終コーナーでは勝ち馬と
一騎打ちとなり、振り切られる形となりました。
それでも、勝ちに行くレースをしての2着、地力強化が窺えます。

3着は障害2戦目のコスモゴレアドール。
2戦続けて中山コースに出走でしたが、上積みも大きく
最後までしっかり伸びて馬券圏内まで来ました。
土田真翔騎手も手の内に入れた感があります、次も怖いです。

4着だったスペクトログラムは前走時は
「障害飛越の際に、見てしまい慎重になる」
というのがレース後のコメント。今回は
「ゲートにまだ改善の余地がある」
というものでした。
好走には様々な条件が付くようで、人気先行のタイプかもしれません。
次も人気するようなら嫌うのもありだと思います。

2番人気のノアフェイスは水濠障害でミスがありました。
全体的に飛越も不安定でしたし、坂口智康騎手のレース後コメントも
「歩幅が大きい馬なので、雨の中のレースは良くなかった」
というものでした。良馬場向き、雨降り馬場は良くない、ということを
覚えておきたいと思います。