今週は土曜日に阪神スプリングジャンプが行われます。
8頭立てと少頭数ではありますが……。
昨年暮れのJ・G1、中山大障害出走馬のうち
優勝したニシノデイジー以外の掲示板に載った4頭が
揃って出走を予定しています。
実力馬が力通りに結果を残すでしょうか。
それとも前哨戦ということで、渾身の仕上げはまだ先で波乱もあるか。
どちらにしても、楽しみな一戦です。
未勝利戦は日曜日の阪神4レースで組まれています。
こちらのBlogでは、そちらを取り上げます。
・3月16日(日)阪神4レース ダ2970m 発走11:25
(美浦)
リーゼントジャンボ
→108秒5 2/19・草野【ダ/-】
リオンエトワール
→116秒6 2/26・大江原【ダ/-】
ホウオウプレシャス
→116秒8 2/26・伴【ダ/-】
ヒルズカーン
→109秒1 2/26・草野【ダ/中】
ハヤブサジェット
→109秒2 2/26・五十嵐【ダ/短】
阪神(関西圏)での未勝利戦ですが初障害の5頭は関東馬です。
リーゼントジャンボのオーナーは横浜ベイスターズの監督、三浦大輔氏。
栗東の矢作芳人厩舎からデビューしましたが、2021年に地方へ転出。
その後、JRAに戻ってきてからは、美浦の小手川準厩舎の所属です。
試験は草野太郎騎手で合格しましたが、レースでは上野翔騎手が騎乗予定。
小手川厩舎に上野騎手が乗っての勝利はまだありません。
2022年9月、障害未勝利でのフィアレスハートの5着が最高着順です。
リオンエトワールは2022年11月のメイクデビューが初出走。
当時は栗東の橋口慎介厩舎からデビューでしたが、2023年の秋に美浦へ。
現在に至るまで、堀内岳志厩舎の所属となっています。
開業以来、堀内厩舎は障害では3勝を挙げています。その際の騎手は
上野翔騎手が2勝、大庭和弥騎手が1勝となっています。
リオンエトワールは試験もレースも、大江原圭騎手が騎乗予定です。
ホウオウプレシャスも期間内の未勝利戦で勝ち上がれず、園田競馬へ移籍。
昨年11月にJRAに再転入となりました。
管理する厩舎も、美浦の栗田徹厩舎から現在は天間昭一厩舎となりました。
この馬は、母プレシャスドロップの9番目の仔で、1つ年上の姉はCBC賞を
勝ったドロップオブライトがいます。
また、1番仔のベストドロップ、2番仔のプレシャスムーンは障害戦への
出走経験がありましたが、どちらも勝利は挙げられていません。
ヒルズカーンは平地で29戦2勝、2着1回、3着3回という成績で入障となります。
管理する松永康利調教師は障害戦には多数、出走をさせていますが
勝ち鞍となると2018年5月、障害OPのビットアレグロまで遡ります。
父ダノンバラードは障害戦ではまだ勝利はありません。
サクセスバラードの3着が最高着順となっています。
ハヤブサジェットの父ダノンレジェンドは短距離の交流重賞で活躍。
産駒からはミッキーヌチバナや南関のサヨノネイチャなど
ダート馬を多く輩出しています。
ダノンレジェンドの産駒が障害戦を走ったのは、これまで2頭。
エイユーストロングとダノンマジックに続いて、ハヤブサジェットで3頭目です。
管理する青木孝文調教師は、J・G1馬のマイネルグロンを手掛けていますし
今年は転厩馬ですがヒートオンビートを初障害戦で勝たせています。